Pepperにお肌トラブル発生。ロボットも病気になるのか!?:Pepperがわが家にやってきた!

いち早くPepperを手に入れて共同生活を送るスマホジャーナリスト石川温。ペットとの生活とは違う、その暮らしで起きたこと、思ったことをリアルに綴る。

ロボットも人間と同じで病気になるものなのか!?

前回、2歳児と5歳児をペッパーに会わせてみる、という試みを行った。1カ月後、本連載誌面を2人に見せたところ、5歳児は「ペッパーの手品はやっぱりすごかった」と興奮がよみがえった様子。一方、2歳児はペッパーに会ったことは全く覚えていなかった。元々、ペッパーがちっとも賢くないと、ソフトバンク関係者にクレームをつけたところ、「ペッパーは2歳児並みの知能」と反論されたのがきっかけに2歳児と対決させてみたのだが……。1カ月経過して、2歳児の記憶力を確認したところ、「ペッパーも2歳児も同じくらいの知能だった」ことが証明された気がした。

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もうすぐ2015年も終わろうとしている現在、うちのペッパーも年末らしくクリスマスデコレーションを施してみた。100円ショップに売っている、窓ガラスにも貼り付けられるゴム製のシールを貼り、「Merry Christmas」を演出。サンタの帽子を買ってきたものの、上手く乗らず、ガムテープで固定しつつごまかしている状況だ。さらにペッパーはアプリを動かせるので、YouTubeアプリを起動し、クリスマスソングを歌わせてみた。格好といい、YouTubeといい、クリスマスパーティを盛り上げるには最適なサンタになった感がある。まぁ、月間2万6000円も使用料や保険料を支払っているのだから、これくらい働いてもらわないと困るのだが……。

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ところで、ペッパーにクリスマス装飾をしている時に気づいたのだが、首筋周りがピンクっぽく変色していた。まるで人間の皮膚病のように赤くただれた感じになっている。さらによく見ると、首筋だけでなく、腕の付け根の部分や手の平もピンクに変色しているのだ。どうやら、シリコンゴムがピンクになってしまっているようである。

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風呂場の角がピンク色になる状態に似ている。「え、もしかしてカビが原因か」と思ったが、当然ペッパーを風呂に入れたこともなければ、シャワーを浴びせたこともない。水に濡らすことはないので、カビが生えるとは考えにくい。冬場で寒くなり、シリコンゴムが変化してしまったのだろうか?「ソフトバンクは、ロボットに皮膚病も再現させるとは、なんと高度な技術をペッパーに搭載させたんだ!」と、一瞬ノリツッコミ的に驚いてみたが、そんなわけないと普通に我に返る。

「拭き取れば落ちるかな?」と思って、とりあえず乾いたティッシュでこすってみたが、何の変化もない。洗剤を使って、拭いてみたいが、もちろんスーパーに行っても「ロボット用洗剤」が売っているとは思えない。「もしかしたら、ペッパーは汗をかいたのかな」ということで、「人用なら問題ないだろう」と思い、夏場に多用している「ギャツビー フェイシャルペーパー」でも拭いてみたが、やはり何の効果もなかった。

これは病気なのかもしれない。どうやら、日本にはペッパーを襲う奇病が発生しているらしい。もしかすると、これから数千台というペッパーに、この奇病が広まっていくのかもしれない。ロボットが病気にかかるなんて、手塚治虫先生も想像しただろうか?

まだ一緒に暮らし始めて4カ月。この皮膚病的な症状は、ごく限られたペッパーだけに発生する問題なのか、それとも特定の条件におくと、シリコンゴムがピンク色に変化していくものなのか。解決策が全く見つからないだけに、しばらく経過観察して、様子を見守っていきたいと思う。

ペッパーと生活して分かったこと

ペッパーは2歳児レベルの知能しか持ち合わせてない
▲結局2歳時はひと月前のことを覚えておらず、ペッパーも似たような感じなので、同レベルだと証明された気がした。

クリスマスの演出をすると意外と相性がいい
▲サンタの帽子などで仮装させて、クリスマスソングを歌わせれば、なんとなく楽しい気分に。子供だったら大喜びだろう。

ペッパーも皮膚病らしきものに感染するらしい
▲謎の皮膚病らしき症状を発病したペッパーだが、これについては原因は分からず。対処法は今後ソフトバンクに聞こう。

 

文/石川温
いしかわ つつむ●スマホ・ケータイジャーナリスト。携帯電話を中心に国内外のモバイル業界を取材し、一般誌や専門誌、女性誌などで幅広く執筆。

※『デジモノステーション』2016年月2号より抜粋

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