アウディ、3Dプリンター製の月面探査ローバーでXPRIZE獲得を目指す

月面で輝くか、「フォーシルバーリングス」のエンブレムよ。

ドイツ車の雄、フォルクスワーゲングループ傘下のアウディは、Googleがスポンサードする民間宇宙探査レース『Google Lunar XPRIZE』に、月面探査ローバーで参加する方針なのだそう。ここで求められるのは「安全な月面への着陸」「月面での500メートルの自走」そして「月世界の様子をHD画像で地球に送信」という3つのミッションを達成すること。

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このチャレンジのためにアウディと科学者たちが開発を進めているのが、『アウディ・ルナ・クアトロ(Audi Lunar quattro)』という無人探査車両で、信頼性の高い4輪独立駆動システムを備える月面ローバーです。また、高解像度カメラの装備によって、かつて我々が見たこともないほどにクッキリとした月面の姿を画像として届けてくれることになるのだそう。

チタンとアルミニウムから構成される車体が3Dプリント技術を用いて作られるなど、テクノロジー的にも様々な見所のあるビークルになりそうなアウディ・ルナ・クアトロ、地球から38万4400Km離れた月の世界での健闘に期待したいところ。

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ところで、月面探査車開発の歴史は古く、そのルーツは1970年に世界で初めて月面に降り立った車両『Lunokhod』、1971年の有人月面バギー『LRV』にまでさかのぼります。こうした先駆者たちに続く次世代ローバーとして、アウディ・ルナ・クアトロはどのような活躍を見せてくれるのでしょうか。Google Lunar XPRIZEのコンテスト期間は2016年12月31日まで。最高賞金2000万ドルと言われるこのチャレンジの行方に注目です。

 
文/ワタナベダイスケ(編集部)

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