ご冥福、ご愁傷様、R.I.P…ネットで野暮なツッコミを寄せつけない弔意の伝え方

「ご冥福をお祈りします」に目を光らせる半可通

Googleの検索ボックスに「ご冥福」と入れて半角スペースを入力すると、関連ワードとして「間違い」や「キリスト教」という単語が出てくる。これは、ご冥福という言葉の使い方に不安を抱いている人が少なからずいる証拠だ。

訃報に接したときによく使われる「ご冥福をお祈りします」の直接的な意味は、故人が死後の世界で幸せになることを祈ります、ということにとなる。前提にあるのは仏教をベースにした日本古来からの死後観だ。だから、死によって原罪が赦されて天に召されると考えているキリスト教徒には使ってはいけない、などと葬式のガイド本に書かれていたりする。そういう本を鵜呑みにしてか、ネット上でも追悼コメントに「この方はプロテスタントだから、ご冥福は間違いですよ」なんて返信がついているのをよく見かける。

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  • 古田雄介

    古田雄介

    1977年生まれのフリー記者。建設業界と葬祭業界を経て、2002年から現職。インターネットと人の死の向き合い方を考えるライフワークを続けている。2015年12月に、書き手が亡くなった103件のサイトの事例を紹介した書籍『故人サイト』(社会評論社)を刊行。