新幹線どころじゃない。超速列車『ハイパーループ』でドバイの街並みが激変!?

もう未来すぎて、言葉が出ません……。

電気自動車や宇宙開発で気を吐くイーロン・マスク氏が、次世代の交通手段としてぶち上げた『ハイパーループ(Hyperloop)』。チューブの中を列車が超高速で移動するという「それなんてSF映画?」と思わず突っ込みたくなる計画ですが、マスク氏は本気でこの案を実現させようとしています。

さらに、ハイパーループ計画の中心となるHyperloop One社は2016年11月に、アラブ首長国連邦(UAE)での路線設置の計画を発表しています。同社は設計事務所のBIG(Bjarke Ingels Group)と共同でそのコンセプト映像や画像を公開したのですが……それがなんともまぁSFチックでカッコイイ! 人類の新たな進化を予感させる映像に仕上がっていますよ!

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未来都市にふさわしい「ハイパーループ」の仕組みを分析

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ハイパーループでは列車がチューブの中を時速1200kmの超高速で移動するのですが、その方法は従来の列車とは少し異なります。まず乗客は「POD」と呼ばれる小型の乗り物に乗り込み、複数台の「POD」が「TRANSPORTER」と呼ばれる電車の1車両のような移動手段へと格納され、この「TRANSPORTER」が「TUBE」の中を超高速で移動するのです。

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このように「TRANSPORTER」が小型だからこそ、ハイパーループは駅舎「ポータル」の自由な設計が可能です。たとえばエティハド・タワーズ近くでは蝶のような、世界一の高層ビルのブルジュ・ハリファ近くではぐるぐるぐるっと飴のようなポータルが計画されています。

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夕暮れ時にぼうっと浮かび上がる、エティハド・タワーズのハイパーループのポータル。パッと見では「豪華な遊歩道かな」としか思えませんよね。しかしこのようにポータルの形を自由に設計することができれば、都市スペースの有効活用にもつながるはずです。

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こちらは ブルジュ・ハリファにおける、ハイパーループのポータルの予想図。夜にはこんなふうに美しく、街の光を反射します。見れば見るほど従来の駅舎とは異なる、不思議な光景です。

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ハイパーループの「TUBE」に収納される「POD」のデザインもなかなか工夫されており、中では応接室のような広々とした空間で複数人がくつろぐことが可能です。こんなポッドに乗り込み、新聞を読みながら都市間を超高速で移動する……そんな未来が、実現する日ももう遠くないのかもしれません。

文/塚本直樹

関連サイト

BIGによるプロジェクトのページ
Hyperloop One

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