新幹線の海外進出に強敵!? インド進出を狙う超高速鉄道「ハイパーループ」

広大なインドを、次世代交通が駆け抜ける?

スペースXを率いるイーロン・マスク氏のもとで歩みを進めている、次世代交通システムの「ハイパーループ(Hyperloop)」。

超高速の乗り物がチューブの中を移動するという、乗り物好きにとってはなんとも楽しみなプロジェクトなのですが、どうやら同計画がインドへの進出を目指す動きが見え隠れしてきたようです。HyperloopOneの公式Twitterアカウントでは、インド政府に導入を呼びかける様子や提案しているルート等について、いくつものツイートを投稿しています。

これ以前にも、すでにドバイへの進出計画(関連記事)をぶち上げているHyperloop One。同社のTwitterやFacebookでの投稿によれば、インドの大都市間を短時間で接続する計画を提案中。その候補地はデリーやムンバイ、チェンナイ、コルカタ、バンガロール、ティルヴァナンタプラムなど。これらの都市間の680〜1900kmにおよぶ距離を、およそ40分〜1時間半程度で接続しようというのです。

現在インドの鉄道網は、その急成長する人口にインフラが追いついていないという問題があります。そんななか、航空機並の速度で移動できるハイパーループの活用には期待が高まりそうです。

Hyperloop OneでCEOを務めるRob Lloyd氏は、「インドでのハイパーループの建設には現地供給の資材を利用する」と、インド政府にアピールし、同国への参入は両者にとって素晴らしい好機となるだろうと語っています。たしかに現時点でこれだけ大規模な高速鉄道が求められている国は、インド以外になかなか見つからないことでしょう。

なお、インドは高速鉄道として日本の「新幹線方式」の公共交通の導入を決定しています。この先、新幹線とハイパーループが乗客を取り合う……なんて展開もあり得るのかもしれません。

文/塚本直樹

関連サイト

Hyperloop Oneの公式Twitter

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