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本誌2010年4月号(2010年2月25日発売)掲載
ウェブ掲載日:2010年3月5日


一眼レフカメラ/キヤノン
 EOS Kiss X4 EF-S 18-55 ISレンズキット 価格:オープン 実勢価格:9万9800円(ボディのみ:8万9800円/ダブルズームキット:12万9800円/EF-S 18-135 ISレンズキット:12万9800円)

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SPEC

一眼レフカメラ/キヤノン

EOS Kiss X4
EF-S 18-55 ISレンズキット


価格:オープン
実勢価格:9万9800円
(ボディのみ:8万9800円/
ダブルズームキット:12万9800円/
EF-S 18-135 ISレンズキット:12万9800円)

サイズ:W128.8×H97.5×D75.3mm 重量:475g マウント:キヤノンEFマウント 撮像素子:有効1800万画素CMOS(22.3×14.9mm) 液晶モニタ;3.0型(104万ドット) ライブビュー撮影:○ ファインダー視野率:約95% 手ぶれ補正:光学式
感度:AUTO/ISO100~6400(拡張12800) 動画撮影:フルHD(30p/25p/24p)、HD(60p/50p)、SD(60p/50p)、クロップSD(60p/50p) 記録媒体:SDXC/SDHC/SDメモリーカード 


1800万画素の新センサーを搭載

 デジタル一眼レフのベストセラー「EOS Kiss」シリーズの最新作として『EOS Kiss X4』が登場した。昨年発売した『EOS Kiss X3』の上位機にあたり、エントリークラスでは最高となる有効1800万画素COMSセンサーを新搭載。と同時に、最高感度の引き上げや連写の高速化も実現した。

 ボディは、従来機とほぼ同じ小型軽量デザインを採用。液晶は、撮影画像と同じ3/2の比率を持つワイドタイプに改良され、視認性が向上。シンプルにまとまった操作性を維持しながら、一部のボタン配置を変更するなど細部の使い勝手も改良されている。機能面では、フルHD動画モードがブラッシュアップし、より滑らかな30pでの記録に対応。動画のマニュアル露出やクロップ撮影、外部マイク接続も可能になった。

 画期的な新機能と呼べるものはないが、基本性能が確実に進化。プロ並みの高画素の静止画&動画をビギナーでも気軽に味わえる。


※試作機を掲載しています。作例も試作機による撮影です。

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Review 1基本性能

高画素ながらストレスフリーな速度とすぐに把握できるシンプルな操作

 「EOS Kiss」シリーズがロングセラーを続ける理由は、小型軽量ながら、カメラの基本である画質とスピードに妥協がないこと。今回の『X4』でも、高精細で安定感のある画質と、高速作動するAFなどのレスポンス面は優秀だ。

操作性

さらに軽量化した小型ボディ

本体重量は『X3』の480gからやや軽くなり475gとなった。「EOS」の現行モデルでは最軽量を誇り、持ち運びが苦にならない。ボタンの数を最小限に絞った背面の操作部は、ビギナーでも取っ付きやすいはず。

3つのレンズキット

新たに高倍率ズームの選択肢

標準ズーム付きのほか、標準ズームに望遠ズームを加えた『ダブルズームキット』と、高倍率ズームが付属する『EF-S18-135 ISレンズキット』が発売。自分の使用目的と予算に応じて判断しよう。

ライブビューの進化

全モードでライブビューが可能に

従来では「応用撮影ゾーン」選択時に限られていたライブビュー機能が、「簡単撮影ゾーン」のモードでも使用可能になった。またライブビュー時のAFはシャッターの半押しで作動するように改善。




液晶モニタ

ワイド化して見やすくなった液晶



画質をチェック

高画素CMOSによるクラストップの精細感・クリアな発色性能と低ノイズの高感度表現



Review 2独自機能

見栄えの良い写真を簡単に撮る機能といっそう高機能化したHD動画モード

 今や当たり前になりつつある一眼レフ機の動画機能。『X4』は1920x1080のフルHD動画を専用ボタンのワンタッチで撮影でき、ボケや明るさの自由なマニュアル調整も行なえる。一方、静止画はISOオート機能などが進化。

フルHD動画対応

クロップ撮影や60p記録に新対応

動画サイズは、フルHD/HD/SDなどを選択でき、HD使用時はフレームレート60pによる滑らかな表現も可能。また画面の中央のみを約7倍に拡大するクロップ撮影機能も搭載。


画像機能

便利なオート機能と一歩上のマニュアル

静止画の撮影機能は、フルオートからフルマニュアルまで幅広く対応する。ビギナーが撮影機能を学習しながら、少しずつステップアップしていくカメラとしても好適だ。



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買いのポイント JUDGEMENT 
1.携帯性に優れた薄型ながら広角ズームと大型液晶を装備。
2.画質にこだわったAVCHDのフルHDムービーを楽しめる。
3.スムーズな画像転送ができるトランスファージェット対応。

高画素CMOSの採用によって、静止画と動画の圧倒的な精細感を実現したエントリー向け一眼レフ機。シンプル操作で気軽に扱える一方で、マニュアル撮影も可能なので中級者以上のサブ機としても役立つだろう。

ライブビューや動画撮影時のAFは高速とは言えず、動画の記録中にAFを追従させることは困難。また、プラスチック外装は高級感に欠ける。



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文/永山昌克 撮影/増原秀樹

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