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ヤマハ、しゃべる機能を追加したVOCALOID新バージョンを発表

2010年02月25日 16:47

ヤマハは25日、歌声合成ソフトVOCALOIDの新バージョンとして、表現豊かにしゃべる機能を付加した『VOCALOID-flex』を発表した。

『VOCALOID-flex』は、歌声に比べ音の微細な変化が必要な「しゃべり」を実現するため、音韻(音素などの音の構成や長さ)や韻律(音の高さ、強さ)の細かい編集が可能。歌声に加え、発話の合成に対応する。

従来のVOCALOIDシリーズでは対応しなかった、母音の無声化や(例:北[ki ta]の[i])や脱落化(例:~です[de su]の[u])が表現可能という。子音の長さや音の高さ、強さも編集できる。これにより人間に近い発話が可能となり、話し声の細かいニュアンスや、方言等のアクセント、イントネーションがつけられるほか、英語版にも対応する。

『VOCALOID-flex』はライセンシー企業向け提供などを予定し、一般ユーザー向けには提供しない。ビジネス展開としては、映画やアニメーションなど動画コンテンツのアフレコ、工場現場や緊急時のアラート音声などを想定する。なお、コナミデジタルエンタテインメントによる4月発売のゲーム『METAL GEAR SOLID PEACE WALKER』の登場キャラクターでの使用が決定している。

今後は、オンライン上でボーカル音声を作成できる『NetVOCALOID』とも組み合わせ、VOCALOIDの普及・浸透を目指す。


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