東北パイオニアは、スピーカーの薄型化を可能にするHVT方式を開発した。
HVT(Horizontal-Vertical Transforming)方式は、水平の動きを垂直に変換して動作するスピーカー。ボイスコイルなど駆動力の水平運動を垂直方向に変換するリンク機構を、スピーカーユニット内部に取り入れることで、従来のスピーカーユニットに比べ薄型化や低振動化を可能とする。
従来のスピーカーは、コーン紙の深さ、ダンパーネック下のクリアランス、ボイスコイルの巻き幅、ボイスコイル下のクリアランス、ヨーク(磁気回路)の厚みを足し合わせた寸法が厚み。この構造で薄型化を図ると、クリアランスの寸法が足りなくなり、コーン紙振幅時にすぐに底当たりをしたり、エッジやダンパーが突っ張って歪みを発生させるなど、低域再生には不向きという欠点がある。
HVT方式では、振動板の背面側に駆動源(マグネットやボイスコイル)を配置する必要がなく、駆動源をサイドに配置し、リンク機構を介し振動板を振幅させる事が可能。スピーカーユニットの薄型化設計や高音質化が可能となった。
AVニュース
東北パイオニア、スピーカーの薄型化を可能にするHVT方式を開発
2010年01月29日 17:34








