![]()
新生活シーズンに向けて多数登場した春レコーダーの中でも特に注目度の高いソニー製品。『BDZ‐RX105』は、その最高スペックモデルだ(2TB HDDを搭載した最上位モデル『EX200』は今回、更新が見送られた)。
そんなソニー春レコーダーの見どころは新録画モード追加による録画時間の増大や、新機能「おまかせ更新転送」「おまかせリモコン」の追加など。中でも「おまかせ更新転送」機能は、他社製品を1歩リードするモバイル機器連携機能をさらに実用的にしてくれる画期的なアイデアが光る。
それ以外の基本機能は、従来モデル『RX100』とほぼ同等。1TB HDD&ダブルチューナー搭載、スカパー! HD録画対応などといった優れた基本性能を引き継いでいる。もちろん「x‐おまかせ・まる録」などといった、ソニー独自機能も健在だ。優れたスペックと機能でハイビジョン時代の録画ライフをサポートしてくれる。
[基本性能]
●自動録画機能を筆頭に圧倒的な基本性能を誇る
テレビ番組を録るという、レコーダーの基本機能の高さにおいて評価の高いソニー製品。『RX105』には、その最新機能が満載。特に自動録画機能は白眉のデキだ。観たい番組、観たかった番組を逃さず録れる。「x-おまかせ・まる録」など従来モデルでも評価の高かった機能ももちろん継続搭載されている。
長時間録画

▲これまで約8.5倍相当の長時間録画に対応していたが、本機では新しい録画モード「ER」を追加。精細感を最大限保ちつつ、最大10倍相当までの長時間録画を行なえるようになった。
録画支援機能

▲登録したキーワードやジャンル、再生履歴などからおすすめ番組を見付け出す、ソニー独自の自動録画機能「x-おまかせ・まる録」を搭載。

▲出演俳優名など、視聴中番組の関連キーワードで番組表を検索できる「気になる検索」も便利だ。そこからの録画予約が行なえる。

▲「x-みどころマガジン」は、一週間分の番組表データを解析し、旬のキーワードを抽出。雑誌の目次形式で表示してくれる。
[注目新機能]
●モバイル機器連携機能とリモコンがパワーアップ
『RX105』からの新機能も要チェック。モバイル機器連携機能「おでかけ転送」をさらに実用的にしてくれる「おまかせ更新転送」や、他社製テレビも快適に操作できる「おまかせリモコン」によって、より快適に使えるようになった。
おまかせ更新転送

▲「PSP」や「ウォークマン」などといった、ソニー製モバイル機器に録画映像を転送できる「おでかけ転送機能」に新機能として「おまかせ更新転送」機能が追加。本体前面の「番組おでかけ」ボタンを押下した際、視聴履歴に基づいて、適切な内容(下図参照)へと自動アップデートされるようになった。

▲従来のリモコンは、他社製テレビの操作を最低限しか行なえなかったが、今回からは基本操作のほぼすべてを行なえるように(上記参照)。他社製テレビと接続しても快適に利用できるようになった。

▲スカパー! HDとの親和性も強化。専用の操作切替ボタンも用意された。
[外部機器連携]
●つなげばつなぐほど楽しく便利にパワーアップ!
「おでかけ転送」のほかにも、外部希希との連携機能に優れる『RX105』。最上位『EX200』にも搭載されていないマルチカードスロットによってカメラ/ビデオカメラとの連携強化を果たしている。もちろんブラビアリンク対応。

▲本体前面マルチカードスロット経由で動画&静止画データをダイレクトにHDDへ取り込み可能。

▲取り込んだデータはサムネール付きのカレンダービューで管理できる。

▲液晶テレビ「ブラビア」シリーズとHDMI接続することで、ブラビアリンクが発動。画質・音質が最適化されるほか、「ブラビア」の「おき楽リモコン」からの操作も可能に。
●まとめ
優秀な自動録画機能など、もとより完成度の高かったソニー製レコーダーだが、ここに来てさらに磨き上げられた。特に「おまかせ更新転送」は、「おでかけ転送」をヘビーに使っていた人にはうれしい新機能だ。ただし、他社では対応の進んでいる2番組同時のMPEG-4 AVC録画に未対応なのは残念。シャープ、パナソニック製BDレコーダーでは対応しているだけに気になった。
とは言え、一歩先行くモバイル機器連携機能「おまかせ更新転送」や、賢い自動録画機能「x-おまかせ・まる録」対応など、自慢の「おまかせ」機能は大きな魅力。予約録画をレコーダー任せにしたり、録画番組を通勤電車の中で楽しんだりできるなど、ユーザーの録画生活を根本的に変えてしまうほどの先進性が光る。
デジタル時代ならではのレコーダーを欲する人には最適の一台と言えるのではないだろうか。
![]()
【SPEC】
サイズ:W430×H69.8×D327mm 重量:4.6kg 記録可能メディア:BD-R/RE(2層対応)、DVD±R(2層対応)/RW 内蔵HDD:1TB 録画時間:約88時間(BS/110度CSデジタル)~約880時間(ERモード) チューナー:地上/BS/110度CSデジタル×2、地上アナログ/CATV×1 映像出力:HDMI×1、D端子×1など 音声出力:光デジタル×1 その他の接続端子:i.LINK×1、USB×2(前面×1/背面×1)、LAN端子
文/山下達也 撮影/松浦文生
AVレビュー
デジモノ インプレッション ONLINE/ソニー『BDZ-RX105』
2010年04月08日 15:10







