パナソニックは、可動式液晶搭載レンズ交換式デジタルカメラのボディとして世界最小・最軽量ボディで、写真もHD動画も撮影可能な世界初のタッチパネル搭載レンズ交換式デジタル一眼カメラ「DMC-G2」を発売する。
マイクロフォーサーズシステム規格の採用で、ボディ容量390cc、重量371gの世界最小・最軽量ボディを実現。さらに、ユーザーの手に自然となじむエルゴノミックグリップが、ローアングルやハイアングルなど、ライブビューを用いた自由な撮影スタイルをサポートする。
デジタル一眼で初となる、タッチパネル採用の3型高精細液晶モニタを搭載。液晶モニタ内のピントを合わせたい場所にタッチするだけで、AFエリアをダイレクトに移動させるタッチ操作が可能だ。
構図にこだわりたい撮影でも、シャッターチャンスを逃さない素早いAF操作で、写真・動画表現をサポートする。1点AF、顔認識では1点AFエリアを選択することができ、23点AFではピントを合わせたいエリア群を指定、追尾AFもタッチ操作に対応した。また、液晶モニタ画面のピントを合わせたい場所にタッチするだけで、1点AFでシャッターをレリーズするシャッター機能を搭載。
なお、MF時には、ピントを合わせたい場所をタッチ操作で任意に選択して、拡大(5倍/10倍選択可)するMFアシスト機能を使うことにより、大画面高精細液晶でフォーカスの確認を行なうことができる。
Q.MENU(クイックメニュー)操作や、モニター画面上の水平・垂直ガイドライン、ヒストグラム位置移動、再生時の画面送り・拡大操作もをタッチ操作で行なうことが可能。
写真撮影に加え、AVCHD Lite動画記録に対応し、1280×720のハイビジョン動画撮影が可能です。音声はドルビーデジタル方式を採用、高音質で記録することができる。
動画撮影の操作は、ボディ上部の独立した動画ボタンを押すだけで即座に撮影を開始する。また、iAモードに切り換えれば、動画撮影時も「おまかせiA」機能が働き、カメラが自動でシーンを判別し、シーンに応じた最適な画質設定で、ハイビジョン動画を撮影。タッチAFと組み合わせれば、被写体を追尾AFモードでタッチすることで、狙った被写体にAFを合わせ続けることも可能だ。
さらに、動画Pモードを搭載。背景のボケ具合を操作することができ、別売のシャッターリモコン『DMW-RSL1』による動画のリモート操作ができる。
動画撮影機能としては、新たにEX光学ズームを搭載した。高画素をいかし、最大画像サイズから、中心部を切り出す(記録画素を下げる)ことで、解像度劣化のないままズームアップ効果が得られるEX光学ズームを動画撮影にも適用することにより、動画撮影時に焦点距離の約3.1倍相当(AVCHD Liteモード時)の望遠効果を得ることができる。45-200mmレンズ(35mm判換算90-400mm)と組み合わせると、35mm判換算約270-1200mm相当の超望遠レンズとして動画撮影することも可能。
また、動画撮影中にシャッターボタンを押す、または、タッチシャッター機能を使って、Sサイズ(1920×1080)の写真撮影を行うことができる。新たに本体内編集機能を搭載することにより、撮影した動画の不要な部分を削除できる動画分割を可能としたほか、動画の1シーンをSサイズ(1920×1080)の写真として切り出すことも可能になった。
撮影モードは、AV機器と親和性が高いAVCHD Liteに加え、Web上の動画投稿サイトなどに便利で汎用性が高いQuickTime Motion JPEGの2つの方式に対応。
AVCHD Liteで撮影した動画が記録されたSDカードを、同社のAVCHD対応機器のSDカードスロットに入れるだけで、簡単に再生や保存ができる。プラズマ/液晶テレビ「ビエラ」やBD/DVDレコーダー「ディーガ」は、ハイビジョン映像のダイレクト再生が可能。「ディーガ」は映像の保存、編集に加え、SD画質でのDVDディスク作成に対応。
また、HDMI出力端子を装備しているので、別売のHDMIミニケーブルを使うことで、テレビで写真再生や動画再生ができる。同社のリンク機能「ビエラリンク」にも対応し、「ビエラ」とカメラ本体を接続すると、「ビエラ」の電源オンとHDMIへの入力切換を自動で行ない、記録した写真や動画を「ビエラ」のリモコンで再生やスライドショーなどでを楽しむことが可能。
超解像技術を搭載した新開発画像処理エンジン「ヴィーナスエンジンHD2」を装備する。広いダイナミックレンジと豊かな階調性という特徴を有するCCDの特性とCMOSの低消費電力性能を併せ持つ「Live MOSセンサー」との最適な組み合わせにより、画質・描写力・表現力をさらに追求。
ノイズリダクション性能も一段と向上を図り、ISO感度6400での撮影を可能とした。「Live MOS センサー」が持つ基板表面に発生するノイズの影響を受けにくい構造(フォトダイオードをシリコン深部に埋め込む構造)により、暗い場所での撮影時に生じやすい白点状の画素欠陥や画像のザラつきを抑制した鮮明でクリアな写真を撮影することができ、撮影シーンの幅を広げることを実現。「ヴィーナスエンジンHD2」の機能をフル活用することで、「おまかせiAモード」はさらに進化した。
「おまかせiAモード」は、「超解像技術」、「自動シーン判別」、「暗部補正」、「追尾AF」、「デジタル赤目補正」、「全自動逆光補正」、「個人認識」機能により、失敗の少ない写真が誰でも簡単に撮影できる。今回新たに青色LEDを搭載した、光る「おまかせiAモード」ボタンを独立して配置した。動画撮影時でも、iA動画を実現する。
「自動シーン判別」では、新たに「夕焼けモード」を追加し、通常、人物、風景、マクロ、夜景、夜景&人物、赤ちゃん、夕焼けの8つのシーンを自動認識できるようになった。
「個人認識機能」は、登録した大切な人の顔を見つけて優先的にピントと露出を自動で合わせる機能で、集合写真や、人通りの多いところなど、複数の人がいるような場所で大切な人にピントを合わせたい時に便利だ。今回、「複数人数の名前同時表示」により、さらに使いやすくなった。また、一人当たりの顔画像の登録数を最大3枚とし、表情や環境、顔の向きの違いがある画像を登録できることにより、表情や環境が違っても認識するよう精度向上を図った。
写真を構成する大きな要素である「光の色」や「明るさ」、「鮮やかさ」をライブビュー画面上で直感的に操作できる「マイカラーモード」機能を搭載。ポップ、レトロなど7種類のプリセットによる効果と、カスタムモードでより印象的な作品を残せる。撮影者の好みに応じて、「光の色」や「明るさ」、「鮮やかさ」は、画面上でそれぞれ任意に設定することが可能だ。
ファインダー部には、144万ドット相当の高精細LVF(ライブビューフインダー)採用。アイセンサーで3.0型(アスペクト比3:2)、46万ドットの高精細広視野角液晶と自動的に切り換えることができる。また、ビューファインダーは、カラーフィルターを用いず、RGB3原色を180Hzで駆動するフィールドシーケンシャル(面順次)方式で、高い解像度と広い色再現域に加え、快適なフレーミングを実現。液晶モニタは可動式で、左180度、上下270度に自由に動かすことができる。ライブビューは、Live MOSセンサーのフルタイム画像出力機能により、時間制限なしにセンサーからの信号を直接液晶画面に映し出すことを実現し、オートフォーカス、マニュアルフォーカスともに選択可だ。
そのほかの仕様は、カメラ有効画素数は1210万画素。撮像素子は4/3型 総画素数 1306万画素 Live MOS センサー。
記録メディアは、SD/SDHC/SDXCメモリーカード。本体サイズは、W124xH83.6xD74mm。
カラバリは、コンフォートブラック、コンフォートレッド、コンフォートブルー。
ボディのみの『DMC-G2』と標準ズームレンズを付属する『DMC-G2K』、標準ズーム/望遠ズームレンズを付属する『DMC-G2W』を用意(『DMC-G2』はコンフォートブラックのみ)。
価格はいずれもオープンで、予想実勢価格は『DMC-G2』が7万9800円、『DMC-G2K』が8万9800円、『DMC-G2W』が11万9800円。
4月28日発売。
カメラニュース
パナソニック、世界初のタッチパネル搭載レンズ交換式デジタル一眼カメラ「LUMIX DMC-G2」を発売
2010年03月09日 13:14








