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快適なタッチパネル操作を実現! パナソニック『LUMIX DMC-G2』

2010年06月02日 14:36

コンパクト一眼カメラ/パナソニック
『LUMIX DMC-G2Kレンズキット』


快適なタッチパネル操作を実現! パナソニック『LUMIX DMC-G2』

パナソニックのレンズ交換式カメラ「LUMIX G」シリーズの最新作として『LUMIX DMC-G2』が登場した。2008年秋に発売したシリーズ第一弾『DMC-G1』の後継機にあたり、基本デザインを継承しながら、各部の機能と操作性を大きく向上させている。

特に注目したいのは、レンズ交換式カメラでは初となるタッチパネル式の液晶モニタを採用したことだ。指または付属のスタイラスを使って、液晶上の任意のポイントに軽くタッチすることで、AFエリアを自由に移動したり、シャッターを切ることができる。感度やホワイトバランスといった主要機能の設定や、画像のコマ送りなどもタッチ操作でスムーズに行なえる。

タッチパネルの反応はきびきびしていて、操作にストレスはない。静止画だけでなく動画撮影の際にもタッチ操作が役立つだろう。また従来機と同じく、上下左右に回転するフリーアングル式の液晶であることや、アイセンサーによって自動的に液晶モニタと液晶ビューファインダーの表示切り換えができる点も使いやすい。

動画はAVCHD Lire規格に準拠し、最大で1280×720ピクセルのHD記録に対応する。背景のぼけを操作できる「動画Pモード」や、動画シーンモード、動体への自動追尾AF、静止画の同時保存といった付加機能も充実している。

撮像素子には4/3型有効1210万画素のLive MOSセンサーを搭載。これまでと同じくマイクロフォーサーズ規格に準拠したセンサーであり、一眼レフ機のセンサーよりはやや小さいものの、コンパクトデジカメよりは格段にセンサーサイズが大きいため、高感度でも低ノイズの画像を得られる。

【基本性能】
伝統的な一眼スタイルのデザインに
タッチパネルなどの最新技術を凝縮


ボディの天面中央が膨らんだオーソドックスな一眼カメラデザインを採用。撮影モードは、シーンの自動認識が働くインテリジェントオートのほか、プログラムAE、シャッター優先AE、マニュアル、シーンモードなどを取り揃える。

・基本操作
レンズマウントをボディのほぼ中央付近に配置した左右対称のデザインで、グリップ部は突き出ている。また、液晶ビューファインダーを装備する天面の中央付近も、上に大きく盛り上がり、全体としては伝統的な一眼レフカメラふうの形状になっている。
2
▲基本的な構えとしてグリップ部を右手で、レンズ部を左手でそれぞれ支えると、ボディをしっかりと構えることが可能。ホールド感も良好だ。

3
▲天面のモードダイヤルでは、プログラムAEやシャッター優先AE、マニュアル露出、シーンモードなどの撮影モードを容易に選択できる。

・画質をチェック
4
人物モードで肌の階調を
滑らかなトーンで再現する


インテリジェントオートモード(おまかせiA)では、被写体が人物だと自動的に認識して、顔の部分にピントを合わせ、肌の階調を美しく仕上げてくれる。また、風景だと認識した場合は、色をいっそう鮮やかに、動きを認識した場合は高速シャッターに自動的に切り替わる。

5
遠景の細かい部分までを
シャープに再現できる


撮像素子には4/3型の有効1210万画素Live MOSセンサーを、処理エンジンには「ヴィーナスエンジンHD2」をそれぞれ搭載する。A4やA3などの大きな用紙にプリントしても十分な解像力があり、遠景の細かい部分までをきっちりと再現でき、全体的にバランスの良い仕上がりに。

・タッチパネル液晶
上下左右に回転する
フリーアングルタッチパネル液晶


タッチパネル液晶モニタには3.0型46万ドットの広視野角TFTを採用する。左右方向に180度、上下方向に270度まで回転するバリアングル式で、ローアングルやハイアングルからでも撮影しやすいようになっている。

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▲液晶上をタッチすると、そこにピントが合い、シャッターが切れる。不要なら指タッチ機能をOFFにすることもできる。

撮影時の操作
8
▲タッチ操作でシャッターを切ったりAFエリアの選択ができる。

9
▲クイックメニューの各設定も指タッチで行なうことが可能だ。

再生時の操作
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▲画像を再生した状態で、画像をタッチするとその部分が拡大再生になる仕組み。

【独自機能】
AVCHD Lite規格に沿った
ハイビジョン動画機能を搭載する


動画撮影機能は、AVCHD Lite規格のハイビジョン記録に対応し、最高で1280×720ピクセル/60Pの記録ができる。音声は内蔵マイクによるモノラル録音または外部マイクによるステレオ録音に対応する。

・AVCHD Lite動画撮影
一眼ならではの
ボケをいかした動画


ビデオカメラやコンパクトデジカメよりも大きなセンサーを搭載しているので、ピントの合う前後の奥行きが狭く、背景をぼかした動画撮影が楽しめる。
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▲AV機器での運用に適したAVCHD Liteと、PC編集に適したMOTION JPEGの2モードから選択できる。

・マイカラー
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▲マイカラーモードの「ダイナミックアート」の撮影では階調再現の広い動画が、「モノクローム」ではモノトーン調で動画の撮影ができる。

●まとめ

コンパクトデジカメからステップアップし、レンズ交換式のカメラに入門したいビギナー層に最適なカメラといえる。特に、ビデオカメラでは一般的なタッチパネル液晶を取り入れ、各種機能に素早くアクセス可能になったことや、シーンの自動認識モード「おまかせiA」にワンタッチで切り替える「iAボタン」を新装備したことは、ビギナーにうれしい配慮だ。

交換レンズとしては、キットレンズのほかに、超広角や望遠、高倍率ズーム、マクロ、単焦点など、今のところ約10本のマイクロフォーサーズレンズが発売中。アダプタを利用して、フォーサーズレンズやライカレンズを装着することもできる。

細かい点で気になったのは、ボタンやダイヤル類が小さめで、大きな指で長時間操作していると指が痛くなる場合があること。また、多機能化にともなってメニューの項目はさらに増えているが、メニューの構成をもっと分かりやすく整理してほしいと思う。

動画については、記録サイズがフルHDではなくHDに抑えられていることがやや残念だが、その分求めやすい価格になっている。フルHDが欲しいユーザーは上位機「DMC-GH1」を選ぶか、その後継機を待ちたい。もっとも、フルHD記録と内蔵ステレオマイクにこだわらないのなら、この「DMC-G2」の動画機能でも十分に高性能で、実用性は高い。特に、動画撮影時のAFの追従性は良好だ。「DMC-G2」があればビデオカメラの出番が減ってしまうと感じるくらい、動画の使い勝手に優れている。

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SPEC
サイズ:W124×H83.6×D74㎜ 重量:371g マウント:マイクロフォーサーズマウント 撮像素子:4/3型有効1210万画素Live MOSセンサー 液晶モニタ:3.0型TFTタッチパネル(46万ドット) ライブビュー撮影:○ 手ぶれ補正:光学式 感度:AUTO/インテリジェントISO100?6400 動画撮影:HD(AVCHD Lite) 連続撮影記録枚数:最大約390枚 記録媒体:SDXC/SDHC/SDメモリーカード カラーバリエーション:(写真左から)コンフォートブルー、コンフォートレッド、コンフォートブラック
文/永山昌克 撮影/小川修 モデル/染谷実加


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