
『メタルギア ソリッド ピースウォーカー』
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■概要
最大4人の協力プレイで
ステルスアクションはよりスリリングに
1970年代、中米コスタリカを舞台に、核をめぐる戦いを描いた『メタルギア ソリッド ピースウォーカー』。
敵地に潜入し、敵兵に気づかれぬよう諜報活動を行なうほか、対ヘリ・対戦車戦、敵地制圧、衛兵殲滅などさまざまなミッションが用意されている。
さらに今回は、シリーズ初となるCO-OPS(協力)プレイも可能に。仲間と協力し合い、最大4人でミッションに挑むことができる。というわけで、今回はCO-OPS(協力)プレイに挑戦。担当編集とともに、初心者スネークが潜入ミッション、ボス戦にチャレンジした。


■CO-OPS(協力)プレイ 通常ミッション
潜入ミッションでは
2人でひとつのダンボールに潜れる!
ストーリー進行に関わる「MAIN OPS」から本筋とは離れた「EXTRA OPS」まで、ほとんどのミッションが協力プレイ可能。ボス戦以外の通常ミッションでは、主に2人での協力プレイが楽しめる。
●武器や弾薬を分け合う
●仲間の後にくっついて歩く
●ひとつのダンボールに2人で隠れる
●心臓マッサージで仲間の窮地を救う
……などなど、協力プレイだけの楽しみも数多い。
潜入者が増えることで敵にも見付かりやすくなるが、敵兵の裏をかいて攻撃できるのでミッション遂行もスムーズ。何よりも「後ろ、頼んだ!」「いや、そっちじゃないってー!」と声をかけ合ってプレイする一体感がたまらない。仲間の予測不能な行動にハラハラしたり、自分とは違う攻略方法に「その手があったか」と感服したり、シングルプレイにはない楽しみが味わえた。
中でも楽しいのが、2人でダンボールをかぶって移動する「ラブダンボール」。ダンボールで身を隠したことで強気になり、ぐんぐん前線を行く我がスネーク。しかしあまりに不自然な行動を敵兵に見とがめられ、ダンボールをパカッと持ち上げられてしまい……。1人でもマヌケなのに、2人だとマヌケ度さらに倍。プレイヤー同士、無言で顔を見合わせるほどだった。
また、「メタルギア」ビギナーには、仲間の後について進むスネークフォーメーションがいち押し。背後にぴったりくっついて歩くことで、仲間がどんな戦い方で敵兵を倒していくのか体で理解できる。味方を見失い、「置いてかないでー」と不安を味わうこともない。これなら「メタルギア」未経験の友人や恋人とも一緒に遊べるので、周囲のビギナーを巻き込んで楽しむのがおすすめだ。


▲仲間の背後で表示ボタンを押しっぱなしにすると、スネークフォーメーションに。前の人にくっついて移動できるので、置いてきぼりを食うことなくミッションを遂行できる。
■CO-OPS(協力)プレイ ボス戦
1人では倒せないヘリや兵器も
仲間と一緒なら大丈夫
何を隠そう、私は「メタルギア」初心者である。そのため、シングルプレイでは対戦車戦、対ヘリ戦、対兵器戦などのボス戦に大苦戦。どの武器を使うか、どんな戦法を取るかなど、散々悩んだ挙句あっさりゲームオーバー……。作戦を練って突破口を考えるのも楽しいが、何度も撃沈を繰り返していると「このまま一生勝てないんじゃ……」とどんよりすることも。
そんなビギナーにとって、協力プレイはありがたーい救済策。単純に攻撃力が2倍になる上、「1人が敵兵を排除している間に、もう1人が戦車を狙い撃つ」「1人が敵をひきつけている間に、もう1人が弱点めがけてミサイル発射」などの作戦で、速やかに敵を無力化できる。アクションが苦手でもうまく立ち回れるため、自分の腕が上がったかと錯覚するほど。
今回は2人でプレイしたが、ボス戦は最大4人まで参加できるので人数が増えればよりスムーズに攻略できるだろう。
さて、我々がプレイしたのは、戦車制圧ミッション。警備兵が戦車を取り囲んでいるので、まずは彼らを倒さねばならないのだが……。うかつに飛び出すくせに麻酔銃しか持っていない私が足を引っ張り、フォローに入った担当編集はと言えば、なぜか回復アイテムを持っていない。わたわたしているうちに戦車に吹っ飛ばされ、瀕死で心臓マッサージ。そんな醜態を見せつつも、なんとかかんとかクリア。まあ、このグダグダ感も協力プレイの醍醐味ってもんです。


▲1人では太刀打ちできない巨大な敵も、仲間と一緒なら思いのほか簡単に倒せる。シングルプレイでの攻略に行き詰まったら、友人に協力してもらうのもひとつの手だ。
■まとめ
声を出し合って遊ぶだけで
シングルプレイにはない楽しみが
個人的には正直、マルチプレイには苦手意識がある。足を引っ張るんじゃないか、置いてきぼりにされるんじゃないか。「助けてもらえる」というより「足手まといになって申し訳ない」という気持ちが先に立ち、どうも積極的になれない。運動会のクラス対抗リレーや球技大会など、学生時代の「足手まといメモリー」が頭をよぎってしまうのだ。
しかし、いざプレイしてみると、なかなかどうして盛り上がる。隠れるのが下手なクセに、麻酔銃しか使わない非殺傷主義の私。物陰からアサルトライフルを容赦なくブッ放すオラオラ編集。プレイスタイルが正反対なのが逆に良かったのか、1人がもう1人をフォローするというより、わーきゃー言いながら好き勝手に進んでいく。「増援来た! 後ろ、敵! 敵!」「人の武器、勝手に取ろうとすんなって!」と声をかけ合って遊ぶのは、シングルプレイでは味わえない新鮮な楽しさがある。日頃1人で黙々と遊んでいるのとは違う、参加型アトラクションを体験しているような感覚。
普段は「ん? 今、空気震えた?」レベルのサイレントボイスで話す担当編集が、「あーーやばいって! 早く、早く、心臓マッサージッッ!!」と深夜のファミレスで声を荒げたので、軽く引きましたけれども。
そんなこんなでちっとも美しくない協力プレイだったが、足手まとい感もなければ、ギスギス感もなし。
互いに文句を言い合いながらも、最終的にはひとつのミッションを成し遂げる達成感が味わえる。
日頃はシングルプレイばかりでしたが、うーん、マルチプレイに目覚めましたよ、私。
『PS3』を介したアドホックパーティにも対応しているので、離れた場所の友人や全国のスネークとともに協力プレイを楽しめるのも特長。
シングル派の方も、まずは友人同士で、慣れたらまだ見ぬプレイヤーとマルチプレイに挑戦してはいかが?

●ハード:PSP
●発売日:発売中(4月29日発売)
●価格:5229円(UMD版)/4700円(DL版)(税込)
●ジャンル:タクティカル・エスピオナージ・オペレーション
●メーカー:KONAMI
公式サイトURL
http://www.konami.jp/mgs_pw/index.html
権利表記
©2010 Konami Digital Entertainment
文/野本由起
ゲームレビュー
ゲームレビュー/メタルギア ソリッド ピースウォーカー【第2回】
2010年05月21日 23:14







