
防塵・防水性能を持つ携帯電話のブランドとして人気のある「G’zOne」に、シリーズ初のAndroidスマートフォンが登場した。IPX5/IPX8の防水性能、IPX5Xの防塵性能に加え、アメリカ国防総省制定のMIL規格に準拠した耐衝撃性能をも装備した まさに「G’zOne」の名に恥じないタフネス性能を実現している。
そして、携帯電話としての基本性能も充実しており、OSに最新のAndroid 2.3を、CPUには高速・低消費電力という特長を持つSnapdragon 1GHzを採用。マルチタスク時でもサクサク挙動し、動作の引っかかりを感じさせないスムーズな使用感を得ることができた。また、国内向け携帯電話に欠かせないおサイフ機能や赤外線通信などの機能も搭載。さらに、アウトドアで便利に使えるマルチツール「G’zGEAR」も装備されており、シリーズファンを裏切らない仕上がりになっている。
■基本性能
独特なベゼル形状によるホールド性の良さに加え、バッテリードアのエンボス加工による滑りにくさがポイントだ。また、濡れて滑りやすくなった手でもしっかり持つことができる。ホーム画面やIMも使いやすさを重視した設計になっている。
〈操作性〉

▲適度な厚みと緩やかな曲線によりホールド性は抜群だ。IPS液晶は斜めからでも見やすい印象。

▲バッテリードアはエンボス加工&マットな質感で滑りにくい。おサイフケータイも搭載している。

▲変換精度の高いATOKに加え少ないタップ数で文字入力できるT9を搭載。メール作成が、想像以上に快適だった。
■独自機能
スマートフォンの大画面に合わせてチューニングされた、アウトドア派のためのマルチツール「G’zGEAR」を搭載している。また、本体側面に用意されたACTIVEキーを長押しすることでシフトギア風UIのショートカットが起動するなど、遊び心も満載。
〈G’zGEAR〉

GPS情報や方位センサー、温度センサーを利用して各種情報を表示する6つのツールを内蔵。目標物までの距離や方角を視覚的に表示できるコンパスや、訪れた場所の位置情報や温度などを表示する機能、タイドグラフ、月齢表示など、シーンに合わせて使い分けられる。

▲モーションセンサーを搭載しており本体を振ることでツールを切り替えられるのが便利。

▲電子コンパス、温度表示、潮位表示、日出・日入表示、月齢表示、星座などのツールを搭載。コンパス上に目標物までの距離や方角を表示できるなど、視覚的な効果にこだわって作り込まれている。
〈アクティブスロット〉

▲シフトギアでギアチェンジする感覚でアプリを切り替えられるユニークなショートカットUI「アクティブスロット」を搭載する。ゲレンデなどの細かなタッチ操作が行なえない状況下でも、グローブをしたまま上下または左右にストロークするだけで起動可能だ。
■まとめ
世界的に人気の「G’zOne」シリーズならではの防水・防塵性能の高さが本機最大の魅力だ。また、潮汐や、日出・日入などの情報が入手できる「G’zGEAR」は、視覚的にも凝っておりインドア派でも見ているだけで楽しい気分になれた。今までになかったスマートフォンという印象を受ける。そして、使い勝手に配慮したUIも秀逸で、ついタフネス性能ばかりに目が行きがちだが、「携帯電話」そのものの基本性能も優秀だと言えるだろう。



【SPEC】
サイズ:W66×H129×D14.5mm 重量:155g OS:Android 2.3 防塵/防水性能:IP5X/IPX5/8準拠 連続待受時間:約240時間 連続通話時間:約450分 ディスプレイ:3.6型TFT(480×800ドット) カメラ:有効約808万画素(撮像素子:CMOS) 3G通信速度(下り/上り):9.2Mbps/5.5Mbps 無線LAN/IEEE 802.11b/g/n準拠 日本語入力システム:ATOK for IS11CA、T9 ボディカラー(写真左から):レッド、カーキ、ブラック
文/山口優、吉田昇(編集部) 撮影/増原秀樹
携帯電話レビュー
スマートフォンレビュー/タフネス性能搭載『G’zOne IS11CA』
2011年07月06日 14:49







