コンパクトカメラレビュー/タッチパネル搭載の高感度カメラ『IXY 31S』

IXY_31S
キヤノンの人気コンパクト「IXY」の最新作として『IXY 31S』が登場した。昨年発売した『IXY 30S』の後継機にあたり、明るいレンズという特長を受け継ぎながら、ズームの倍率アップと液晶のタッチパネル化、CMOSセンサーの高画素化などを図っている。

レンズには、焦点距離が24~105mm相当の光学4.4倍ズームを搭載。ワイド端の開放値F2.0を維持しつつ、より広い範囲が撮影可能になった。その上、光学式手ぶれ補正の効果は、シャッター速度換算で3段分から4段分へと強化。夕景や薄暗い室内をストロボを使わずに撮影したり、その場の光をいかした雰囲気のある表現に最適と言っていい。

液晶モニタには、タッチパネルに対応した3.2型ワイドTFTを装備する。絞りやシャッター速度の調整のほか、ピント合わせ、画像送り、ズーム再生などを指タッチによる直感操作で行なえる。ライブビュー画面に表示されるアイコンを自由にカスタマイズできる点も便利だ。

ボディは、凹凸の少ない薄型フラットデザインを採用。流線型だった『IXY 30S』に比べると、エッジがやや強くなり、よりシャープな印象になった。気になったのは、フラットな形状を重視しすぎるあまり、ズームレバーが小さくて回しにくいこと。メタル外装については、質感が高く、モノとしての魅力を感じる。