デジカメレビュー/世界最小・最軽量を実現した『PENTAX Q』

pentax_q

とにかく小さくて軽い。誰でも「PENTAX Q」を見れば驚くに違いない。標準レンズ装着時の重量はわずか237g。手の平に隠れるほど小さく、ポケットに入れても苦にならないほど軽い。

デザインは、四角いボディのほぼ中央にレンズを配置したオーソドックスなカメラスタイルを採用。外観を見ただけではミニチュアカメラのような雰囲気が漂っている。ところが実際に手に取ると、ボディの細部までがしっかりと作り込まれていることに気付く。

撮像素子には、1/2.3型という小さなサイズのCMOSセンサーを搭載。センサーが小さいことで、マウント面からセンサー面までの距離を縮め、さらにレンズのマウント口径も縮小することが可能になり、これほどの超小型システムを実現できたと言える。

オールドカメラファンなら、この小型軽量ボディを見て同社の『オート110』を連想する人もいるだろう。1979年に登場し、愛好家層に絶大な支持を得た世界最小の一眼レフ機だ。デザインの共通点は少ないものの、極小ボディに小さなパーツをぎっしりと詰め込んだ精密機械としての魅力は、30年前の歴史的銘機に通じるものがある。