ゲームレビュー/ METAL GEAR RISING REVENGEANCE(第3回)

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●ハード:PlayStation 3
●発売日:発売中(2月21日発売)
●価格:6980円/6480円(パッケージ版/DL版)
●ジャンル:アクション
●プレイ人数:1人
●メーカー:KONAMI

■概要
一度クリアしたくらいでは
楽しみ尽くせない!

「メタルギア」シリーズのKONAMI小島プロダクションと、『ベヨネッタ』『マックス アナーキー』などを生み出したプラチナゲームズ。日本でも屈指のディベロッパーの力が集結、見事に融合したアクションゲーム『メタルギア ライジング リベンジェンス』。
ストーリーをクリアした後も、データストレージや敵サイボーグの左手の収集や、VRミッションへのチャレンジなど、楽しめる要素がいっぱいの本作。また、ダウンロードコンテンツ(DLC)も鋭意制作中だ。
今回はそれら「クリア後のお楽しみ」についてフォーカスしてみよう。

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■VRミッション
純粋にゲーム部分を楽しめる
チャレンジが満載

本作のゲームシステムを使ったさまざまなチャレンジを楽しめるVRミッション。これをプレイするには、ストーリーモードの各チャプターでVRミッション端末を発見し、アクセスする必要がある。端末の数は全部で20。つまりVRミッションも全部で20種類というわけだ(※)。※ダウンロードコンテンツで追加される30種類のVRミッションを除く。
ミッションの内容は敵をすばやく全滅させるものがメインだが、それ以外にも変わったものがいろいろ用意されている。ちょっとした空き時間でも楽しめるモードのはずだが、気軽に始めたが最後、ついつい時間を忘れて熱中してしまうのが困りもの。おかげでこの原稿も普段より遅れている次第(ごめんなさい)。

ミッションの一例
MGR_VR_Ninjya-kill

ミッション005
フィールド上で隊列を組んで動き回る仔月光をグレネードで全滅させるミッション。短時間でクリアするコツは、仔月光の移動するコースを記憶し、数秒先の位置に向かって投げること。

ミッション006
敵に発見されずにゴールを目指すミッション。発見されるギリギリで敵を誘導するか、それともニンジャキルから斬撃モードを発動し、斬らずにニンジャランに戻る方法を使うか。それによって移動ルートも変わってくる。

ミッション009
このミッションは、とにかく早くゴールに辿り着くのが目的。だが、まともな方法では1位のタイムには届かない。目に見えるものだけに囚われず、オーグメントモードで……。

何度も試行錯誤しつつタイムを縮め、ついに目標タイムを突破して思わず「やった!」と叫んでしまう。……やはりアクションゲームにはこういうプレイスタイルがよく馴染むと思うのだが、いかがだろうか?

■DLCにも期待!
いち早くプレイした方のために
DLC第一弾を先行無料配信

本作の楽しみ方を拡張してくれるDLC。その第1弾の『VR MISSION』の内容は、その名の通り30種類のVRミッションだ。小型無人偵察機・仔月光を操るミッションなども加わり、本編のVRミッションとは一味違ったプレイを楽しめる。

MGR_DLC1_03
▲仔月光で本当に突破できるのか? と、思わず挑戦心を掻き立てられるステージの数々。また、ソリッド・スネークの声でしゃべる木刀”蛇魂”も収録。(蛇魂はストーリーモードでメインウェポンとして使用可能)

このDLCの正式リリース日は4月2日だが、本編をいち早くプレイしてくれたユーザーのために、3月14日より4月1日まで期間限定で無料配信されることが決定! 上記期間中にPlayStation 3用ソフト『METAL GEAR RISING REVENGEANCE』および、数量限定特典カスタマイズ用ボディ【サイボーグ忍者】のDLCをお持ちの方が期間限定無料配信の対象となる。4月2日以降は有料(300円)になるので、興味が有る方はお早めにダウンロードしておくことをおすすめしたい。

ちなみにDLCは第3弾まで予定されており、第2弾ではサムエル・ホドリゲス、第3弾ではLQ-84i(後のブレードウルフ)をプレイヤーキャラとして操作でき、彼らの過去を描いたストーリーを楽しめるという。
筆者自身も、サムのムラサマや、LQ-84iのチェーンソーでサイボーグを斬りまくれる日が待ち遠しい!

■まとめ
沈溺してしまうのではなく
健全に楽しみたい!

物語中では、兵士やサイボーグを訓練するための“忌まわしいもの”として描かれているVRミッション。だが、純粋にゲームとして遊べば夢中になってしまうのもまた事実。(それこそがVRミッション、ひいてはゲームの怖い部分なのかもしれないが)

とは言え、プレイヤーが遊ぶVRミッションは、物語中のVRミッションとは異なり、軍事目的の訓練ではない。あくまでパズルとスポーツを合わせたような娯楽だ。生活に支障が出ない範囲で、節度を守ってプレイする分にはいいストレス解消になることは間違いない。
以上、本作のゲーム体験は、さまざまなものへの接し方を考えさせる契機になってくれる。現在進行形でゲームを好きな人だけでなく、かつてゲームにハマっていた人にもぜひ触れてみてほしい作品だ。

『METAL GEAR RISING REVENGEANCE』公式サイト
http://www.konami.jp/mgr/jp/

©Konami Digital Entertainment Developed by PlatinumGames Inc.

文/高橋祐介