レコーダーレビュー/コンパクトなHDDレコーダーと15V型の大型モニタがWi-Fiでリンク!家中で使える防水テレビのシリーズ第2弾 パナソニック『ディーガプラス UN-JL15T2』

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HDDレコーダーと、15V型のワイヤレス防水モニタがセットになった「ディーガプラス」最新モデル。モニタは浴室、キッチンなど家中好きな場所に持ち運ぶことができ、DLNA配信により録画/放送中番組の視聴、Webブラウジングを楽しめる。タッチ対応のインターフェイスで、操作もいたってシンプルだ。
また、レコーダー本体とテレビをHDMIケーブルで接続すれば、テレビ画面でも録画番組を視聴可能。ワイヤレスモニタとテレビの同時使用もできる。モニタが10V型でよりコンパクトな『UN-JL10T2』も発売中だ。

■基本機能をチェック

<簡単なWi-Fi設定でつないですぐ使える>
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▲電源を入れ、画面の簡単な指示にしたがうだけでWi-Fi設定が完了。手軽にワイヤレスモニタとリンクして使える、敷居の低さが魅力となっている。

<録画と視聴をこなせる防水&タッチ対応モニタ>
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▲録画番組の予約、再生、Webの閲覧など、モニタにタッチするだけで各操作が行なえる。防水なので浴室などでも使用可能だ。

■話題の“進化ポイント”

従来の防水モデルより一回り大きい、15V型ワイヤレスモニタを同梱。防水モニタとしては最大級、なおかつ家の中で持ち運ぶにも無理のないサイズ感に。また、放送中番組/録画番組の視聴だけでなく、ワイヤレスモニタ上でWebブラウジングも可能になり、機能面でも進化を遂げている。

<防水モニタ最大級の15V型サイズが新登場>
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▲従来モデルでは10.1V型モニタのみ防水対応だったが、新モデルには15V型モニタを採用。より迫力ある映像を楽しめる。

<基本UIが進化しWebブラウジングにも対応>
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▲録画予約、テレビ視聴、録画再生、ネットの4メニューをタッチで選択。UIが改善され、操作はより直感的に。

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▲ワイヤレスモニタの番組表は1chごとに表示。情報量が少ない分見やすく、操作しやすい。

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▲ワイヤレスモニタにWebブラウザを新搭載し、ネットサーフィンも楽しめるように。

■本製品の独自性

レコーダー本体は、テレビと接続して使用することもできる。テレビとワイヤレスモニタで、2カ所同時に録画番組/放送中番組を視聴することも可能だ。テレビ側では録画モードの詳細設定、Webサービス「ディモーラ」(一部有料)によるキーワード自動録画など一歩進んだ機能も使える。

<テレビとつなげば普通のHDDレコーダーとしても使える>
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▲付属モニタだけでなく、手持ちのテレビにも接続できる。2カ所での同時使用にも対応。

<HDDレコーダーとしての「ディーガプラス」>
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▲付属モニタでは機能が限定されるが、テレビに接続すれば番組検索、ダビングなどフル機能を利用できる。

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▲テレビに接続すると、番組表の情報量がアップ。一般的なレコーダー同様の使い勝手に。

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▲テレビで操作する場合は、録画予約時に長時間モードの細かい倍率設定なども可能だ。

■使い勝手をチェック

<少ない本体HDD容量をUSB HDDで補える>
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▲BDドライブ非搭載だが、録画番組はUSB HDDにダビング可能。USB HDDへの直接録画はできないものの、本体HDD 320GBという容量の少なさをカバーするには必要十分だろう。

<スタンドやホルダーでお風呂などに持ち込める>
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▲従来モデルにはなかった背面スタンドを新たに装備し、利用シーンがさらに広がった。吸盤ホルダーも同梱され、バスタブの縁にモニタを立てかけた際に倒れるのを防いでくれる。

■使い倒しインプレッション

重量感、パーツなど細部まで持ち運びを意識

「ディーガプラス」従来モデルは10.1V型、19V型のモニタを同梱していたが、今回のモデルでは15V型の防水モニタを新採用。迫力の映像を楽しめ、かつ家の中で持ち運んでも重量が気にならない、程良いサイズ感がうれしい。

使用にあたり、まず驚かされたのが初期設定の手軽さである。画面の指示に従っていくだけでワイヤレスモニタとのリンク設定が完了し、その間わずか1分程度。ネット接続も簡単だ。一般的なファミリータイプのマンションで試用したが、電波の受信感度も良好。快適に録画番組を視聴することができた。

また、ワイヤレスモニタ側の操作は全てタッチで行なえるので、直感的でわかりやすい。濡れた手で触っても反応が良く、浴室で録画番組を視聴したり、キッチンでレシピをネット検索したりする際にもストレスなく操作できた。バッテリーのもちも良く、フル充電すれば3、4時間は稼働する。浴室やキッチンに持ち込んで使う分には申し分ないだろう。簡単操作で字幕を表示できたり、浴室用の音質を設定できたりするため、水音が激しくても大丈夫。また電源ケーブルを簡単に取り外しできるように端子がマグネット式になっていたり、浴室の壁に取り付ける吸盤も着脱が容易だったり、ハードウエア細部の配慮もさすが。前モデルを踏まえた上で、着実に進化している。

また、テレビに接続することで通常のHDDレコ―ダーとしても利用可能。本体のHDD容量が控えめで、BDドライブ非搭載、USB HDDへの直接録画ができないなど、「ディーガ」中上位機種と比べると確かに見劣りする部分はある。とは言え、新ユニフィエエンジンによる高速動作、多段階から選べる録画モードなど「ディーガ」らしい優秀性は感じられた。

全体としては、非常にカジュアルに利用できる「防水どこでもテレビ&レコーダー」。DLNA配信に対応したレコーダーは数多いが、本製品ではモニタとのセット構成になっており、設定や操作が極めて簡便なため、他に類を見ないほど導入のハードルが低い。浴室用セカンドテレビの購入を考えている人には、うってつけの製品と言えるだろう。

■結論

録画番組も観られる防水テレビ

HDDレコーダーとしては機能が限られているが、大画面の防水モニタと組み合わせると一気に価値を増す。適度なサイズなので浴室、キッチン、書斎などに手軽に持ち運べ、非常に便利。特に防水モニタとして力を発揮するのが、浴室での利用だ。浴室でも迫力ある映像を楽しみたい人には、好適の1台と言える。

■スペック

(レコーダー部)
サイズ:W169×H43×D174mm(突起部含まず)
重量:0.7kg
録画時間:約29時間(BSデジタル/DRモード)~約435時間(15倍モード)
出力端子:HDMI×1
その他端子:USB×1、LAN×1

(ワイヤレスモニタ部)
液晶ディスプレイ:15V型(1354×760ドット)
サイズ:W387.6×H253.5×D16.9mm(突起部含まず)
重量:1.42kg
防水:保護等級IPX6/IPX7相当
バッテリー持続時間:約4時間15分(液晶画面 明るさ「-5」の場合)

文/野本由起