ゲームレビュー/ マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー

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●ハード:ニンテンドー3DS
●発売日:発売中(7月18日発売)
●価格:4800円(パッケージ版/DL版)
●ジャンル:RPG
●プレイ人数:1人
●メーカー:任天堂

■概要
ルイージを操作しながら
さまざまなことを学んだ世代

筆者が小学生だった頃は、まさにファミコン全盛期。『スーパーマリオブラザーズ』でキノコ王国を駆け抜け、『スーパーマリオブラザーズ2』では初の挫折を味わい、だが『スーパーマリオブラザーズ3』では何度やられようとも諦めずに冒険を続けた。振り返ってみれば、アクションゲームの基礎は全てマリオに教わったという思いがある。

……いや、本当に全て「マリオ」に教わったのだろうか。つい忘れてしまいがちだが、「ルイージ」にだってけっこうな割合で教わっているはずなのだ。それもアクションゲームだけでなく、人生にとっても大切なことを。当時の小学生は、高橋名人が提唱した「ゲームは1日1時間」というルールをかいくぐるため、1時間遊ぶごとに集団で次の友達の家に移動するということを繰り返していた。そのため、プレイヤー2側のコントローラーでルイージを操作する機会もけっこう多かったのである。ともすれば、マリオよりルイージを操作している時間の方が長くても不思議はないくらいに。

友達グループ内での政治力の働かせ方。ルールをかいくぐる知恵。よその家で印象を悪くしないための最低限の礼儀。僕らはマリオ、そしてルイージを操作したいがために、ゲーム以上に大切なことをいろいろと学んでいたのである(たぶん)。

そして現在。アーケードゲーム版『マリオブラザーズ』の登場から30年が経ち、ルイージも生誕30周年。さまざまなゲームでルイージがクローズアップされているのは皆さんもご存知の通りだが、今回レビューする『マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』では、彼はどんな活躍を見せてくれるのだろうか?