ブームの「ノンフライヤー」、実は既存技術をうまく再利用したものだった

健康志向の高まりにともない、ヘルシー調理家電の注目度が急上昇。その先駆的な製品として知られるのが、9年前にシリーズ一号機が発売されたシャープの「ヘルシオ」だ。

減塩・脱脂効果が得られる過熱水蒸気が評判となり、大ヒット。その後もオーブンは、ヘルシー調理を追求している。

そんな中、突如現れた「ノンフライヤー」という新ジャンルが、異例の売れ行きで一躍トレンドに。

そもそも「ノンフライヤー」とは、対流させた熱風で食材を焼き上げることで”油を使わずに揚げ物ができる”というもの。

つまり、オーブンなど既存の製品でも同様の調理ができるのだ。にも関わらず、「ノンフライヤー」が多くの人に求められたのは、なぜか。

それは、わかりやすいコンセプトとシンプルな操作性にあると言えるだろう。

■ノンフライヤー4つのポイント

●実はコンベクションオーブン
「コンベクションオーブン」と言う調理器具としては既に確立された技術を利用している。数は少ないが、赤外線で調理するものも。

●ヘルシー
油を使わず、食材の油を用いて揚げるため、カロリーOFF。例えば、とんかつの場合、176kcalもヘルシーに。

●調理が手軽
食材を入れ、温度・タイマーを設定するだけ。下準備は不要。

●揚げ物以外も作れる
衣をつけなければオーブンで調理したような料理も可能。カリカリのピザや、魚の切り身も焼ける。

新ジャンルを確立したフィリップス『ノンフライヤー HD9220』(実売価格:2万9800円)。
新ジャンルを確立したフィリップス『ノンフライヤー HD9220』(実売価格:2万9800円)。