10万円台で買えるパーソナル3Dプリンタ、購入時に気をつける点は?

10万円台という手が届く価格の個人向け3Dプリンタがここに来て多数登場、iPad向けの簡単な3Dアプリが用意されていたり、3Dデータをユーザー間で無料、有料でやり取りするオンラインサービスも登場するなど、すでに思っていた以上に世の中に浸透してきている。

2Dのプリンタ同様、今後個人向けの3Dプリンタもこの域に達するはず。そうなると流通の仕組みまで大きく変わってきそうだ。

3Dプリンタ購入時に気をつけたいポイントは、「積層ピッチ」と「プリントサイズ」、「対応マテリアル」の3点。

「積層ピッチ」は、2Dプリンタで言うところの「印刷解像度」に相当する数値。これが細ければ細かいほど、細かな造形が可能になる。ただし、現実にはこの数値以上にプリントヘッドの動作安定性などが結果を左右。あくまで参考程度に。

次に「プリントサイズ」。大きなものをプリントしたいのであれば要確認。ただし、プリントサイズが大きくなればなるほど、本体サイズも大きくなることに注意。また出力サイズはそのまま出力時間と消費マテリアル増に直結する。

最新パーソナルプリンタの「対応マテリアル」は、ABSとPLA(ポリ乳酸)の2通り。ABSの方が弾力性に優れるものの、PLAの方が強度や安全性で有利。現在は後者が人気のようだ。なお、マテリアルの単価は先日紹介したスリーディーシステムズの『Cube』の場合で1ロール6300円。一般的なiPhoneケースなら15個ほどプリントできる。

オープンキューブ『SCOOVO C170』(実勢価格=18万9000円)。「積層ピッチ」=0.1mm~、「プリントサイズ」=17.5×15×15cm、「対応マテリアル」=PLA。
オープンキューブ『SCOOVO C170』(実勢価格=18万9000円)。「積層ピッチ」=0.1mm~、「プリントサイズ」=17.5×15×15cm、「対応マテリアル」=PLA。