高画質なのに携帯性も◎!! 35mmフルサイズセンサー搭載のミラーレスカメラ

35mmフルサイズセンサーを搭載したミラーレスカメラがいよいよ登場。気軽に持ち歩ける小型ボディながらフルサイズならではの精細感と階調性、低ノイズを実現したソニーの『α7』と『α7R』の魅力をプロカメラマンの永山昌克氏に解説してもらった。

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フルサイズセンサーは写真愛好家にとっての憧れの存在。36×24mmという大きなセンサーによって生み出される低ノイズの高感度画質となめらかな階調再現性、そして美しいぼけの表現力を一度でも味わうと、小さなセンサー搭載機にはもう戻れないと感じるくらい、フルサイズの画質はぬきん出ている。

ただ従来のフルサイズ機は、高画質と引き替えに携帯性が犠牲になっていた。フルサイズ画質を堪能するには、機材一式の大きさと重さを覚悟しなければならなかったのだ。

そこに登場したのが『α7R』と『α7』。この2台の最大の魅力はフルサイズセンサーを搭載しながらも、小型軽量を実現したこと。このことに尽きる。極端に言えば、細かい機能や操作性がどうであれ、フルサイズ画質と携帯性の両立という1点だけで「買い」と判断しても間違いではない。

気軽に携帯できる機動力の高さは、プロ/アマを問わず誰にとっても大きなメリットになるからだ。

今回の試用では実写はできなかったが、従来のフルサイズ機『α99』などから判断すれば、画質は十分期待できる。注意点は、専用FEレンズ5本が発表されたが、まだまだ乏しいこと。今後どれだけ交換レンズを充実させられるかが新生『α』の普及の鍵になるだろう。

光学ローパスフィルターレスの3640万画素センサーを搭載した『α7R』(実勢価格=21万9800円【11月15日発売】)
光学ローパスフィルターレスの3640万画素センサーを搭載した『α7R』(実勢価格=21万9800円【11月15日発売】)