4Kでないのに超高精細、AQUOS“クアトロン プロ”が今欲しい理由

“4K”旋風が吹き荒れる大型テレビ業界。

従来のハイビジョンテレビはこれからどーなってしまうのか? という昨今ですが、
そんな時勢だからこそ「フルHDテレビの最高峰」を突き詰める、本気度の高いモデルが次々出てきてます。

この“最強フルHD”テレビの一端を担うべく、
10月にシャープが発表したのが「AQUOS クアトロン プロ」。

“AQUOSクアトロン プロ”XLシリーズ5機種を発売 | ニュースリリース:シャープ

フルHDパネルで4K相当の高精細表示を実現するという意欲モデルです。

今日はこの新製品『XL10』シリーズの発売を間近に控え、
その高画質技術のヒミツを余さず教えてもらうべく、シャープさんにお邪魔してきました。
blog20131129_01

blog20131129_02 blog20131129_03

まず、『XL10』シリーズの画質の肝となる 【4原色技術】 。
赤・緑・青(RGB)のサブピクセルで構成される一般的なテレビの液晶パネルに対し、
赤・緑・青・黄の“4原色”のサブピクセルで構成されるのがシャープの「クアトロン」です。

以前からAQUOSの上位モデルで使われてきた、この「クアトロン」ですが、
「クアトロン プロ」が“4K相当”の超解像を行なえるようになったというのは
実はこの“4原色”の配置に仕掛けがありました。

blog20131129_04 blog20131129_05

「人が明るさを感じやすい光の波長 = 緑色と黄色」

このことを「クアトロン」の4原色で利用します。
1画素あたりに明暗を感じる輝度ピークを細か~くコントロールして、
緑色・黄色のサブピクセルを頂点に2つの輝度ピークを作る。

blog20131129_06 blog20131129_07

ちょっと難しいですが、
人がもっとも明るさを感じやすいポイントを狙って倍に増やすことで、
実感できる解像度を4K相当まで盛って見せてくれる。
これが「クアトロン」×「超解像 分割駆動エンジン」のなせる技というわけです。

さらに、シャープのハイエンド級テレビには
画面の映り込みを抑える「モスアイ」パネルが採用されていますが……
もちろん今回の『XL10』シリーズでもこれを採用。

blog20131129_08 blog20131129_09
▲一般的な低反射パネル(左)、モスアイパネル(右)による画質の違いのイメージ。室内の照明などが映り込みにくいので、より理想的な画が楽しめます。

blog20131129_10

「クアトロン」4原色技術、「超解像 分割駆動エンジン」、そして「モスアイパネル」。
シャープならではの高画質技術を総動員したテレビこそが『XL10』シリーズというわけです。

そして気になるのは価格ですが、ちょっとこの表を見てみてください。

blog20131129_11

4Kモデルの『UD1』(2013年8月発売)、フルHD“クアトロン”『G9』(2013年6月発売)と
共通する60V型サイズで比較してみたのですが、
まず4Kモデルと比べると圧倒的に安い。
さらにフルHDの既発モデルと比較しても価格差が小さい、というのは発見でした!

「大画面テレビの買い替え」という数年に一度の一大イベント。
いま4Kモデルを買うにはさすがに予算オーバー……という場合でも、
少し予算をアップすれば“最強フルHD&疑似4K”が楽しめるモデルが買える。
これはなかなかに心動かされる選択肢の出現ですね!

blog20131129_12
AQUOS “クアトロン プロ” XL10シリーズ
『AQUOS LC-80XL10』  実勢価格:87万9800円  12月10日発売
『AQUOS LC-70XL10』  実勢価格:67万9800円  12月10日発売
『AQUOS LC-60XL10』  実勢価格:31万9800円  11月30日発売
『AQUOS LC-52XL10』  実勢価格:27万5800円  11月30日発売
『AQUOS LC-46XL10』  実勢価格:24万9800円  11月30日発売