炊飯技術にこだわった高級モデルが続々登場!2013年の炊飯器事情

生活に密接しながら、数千円から10万円超までのモデルと選択肢の幅が広い炊飯器。今年度前半の流れとして5万円を超える高価格モデルが非常に好調だったという結果が出た。市場調査会社「ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン」のアナリスト山田早穂氏に炊飯器の販売動向について聞いてみた。

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13年度上半期の炊飯器は圧をかけて炊飯する圧力IHタイプが前年から構成比を伸ばし、2%増の29%となった。その中でも高価格モデルが好調。圧力IHタイプにおける実勢価格5万円以上の販売数量シェアは12年度上半期の6%から13年度上半期は12%まで拡大した。結果、同タイプの平均価格も前年から約3000円アップしている。

多くのメーカーが内釜の材質や形状、炊飯技術にこだわった高級モデルを展開。この数年で、プレミアムモデルの登場が相次いだ。

そんな中、9月の圧力IHランキングで特に目を引いたのが、4位にランクインしたパナソニック『SR-SPX103』。同モデルは、3万円台のモデルが販売の中心となる中、約8万円と高価格にも関わらず人気を集めている。

1万円以下の手軽なモデルを購入する層も増えているが、美味しさを求め買い替え時にランクアップする層も増えているようだ。

圧力IH炊飯器の税抜き実勢価格帯別の数量構成比(%)。出展「全国有力家電量販店の販売実績集計/GfK Japan 調べ」
圧力IH炊飯器の税抜き実勢価格帯別の数量構成比(%)。出展「全国有力家電量販店の販売実績集計/GfK Japan 調べ」