減少傾向のプリンタ販売台数、これからはスマホ対応が鍵?

前年同期より販売台数が減っているプリンタだが、ワイヤレス対応モデルの比率は増えているという。プリンタの販売動向について詳しい、ジーエフケー マーケティングサービス ジャパンのアナリスト・石井英恵氏に聞いてみた。

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2013年1~9月期の小売り市場におけるプリンタの販売台数は、前年同期と比べ8%の減少を見せた。ここ数年の販売台数は増加傾向にあったが、今年は一服した形になった。

そのような減少傾向を見せた中でも、Wi-Fiなどワイヤレス対応モデルの比率は増加を続け、2012年1~3月期に全体の64%であった販売数量構成比は、2013年7~9月には78%に達した。

今回の2013年10月の量販店のプリンタ販売ランキングをみても、トップ10のうち、7モデルがワイヤレス対応であり、プリンタにとっての定番機能になったと言っていいだろう。
ワイヤレスプリント機能の中でも、TwitterやFacebookなどのSNSにアップロードされた写真や、メールに添付されているドキュメントを手軽に印刷できる機能が、今年の新製品の多くに搭載されている。

スマホやタブレットの普及率が高まるにつれ、それらのユーザーを意識した機能は今後も追加されていくだろう。

出典「販売実績に基づくリテール市場データ/GfK Japan調べ」
出典「販売実績に基づくリテール市場データ/GfK Japan調べ」