iPhone 5sのLTE速度を都内10カ所で抜き打ち調査

『iPhone 5s/5c』の発売時期に各キャリアが「うちはスゴい!」とアピール合戦を展開したLTE速度。あれから2カ月、各社のネットワーク強化の進捗を調べるべく、iPhone 5sを使用して東京都内で通信速度テストを敢行した。通信速度は周囲の状況によって変動するので、あくまでも目安として参考にしていただきたい。
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●調査地点1=東京スカイツリー ソラマチ周辺

観光客で賑わう土曜日の午後に計測を開始。各社が平均10Mbpsを超える下り速度を記録している。中でも、ソフトバンクが最も速く、下り30Mbpsを超えるハイスピードもマークした。

【ドコモ】アンテナ=4本/下り=10.58Mbps/上り=4.41Mbps
【au】アンテナ=4本/下り=11.56Mbps/上り=8.14Mbps
【ソフトバンク】アンテナ=5本/下り=21.74Mbps/上り=14.02Mbps

●調査地点2=丸の内 東京駅丸の内南口

土曜日で観光客なども多かったが、各キャリアがWebやSNSの利用に不満を感じない速度を記録している。この激戦を制したのはソフトバンク。NTTドコモは、上り速度が若干不安定だった。

【ドコモ】アンテナ=4~5本/下り=15.78Mbps/上り=3.89Mbps
【au】アンテナ=4本/下り=15.78Mbps/上り=9.10Mbps
【ソフトバンク】アンテナ=4本/下り=18.46Mbps/上り=12.67Mbps

●調査地点3=水道橋 東京ドームシティ

東京ドーム付近で計測。平日の午後で人が少なかったこともあり、高記録が続出した。下り速度はNTTドコモが圧勝し、上りは今回の調査で最高の記録を出したソフトバンクに軍配が上がった。

【ドコモ】アンテナ=5本/下り=45.89Mbps/上り=10.33Mbps
【au】アンテナ=4本/下り=13.68Mbps/上り=8.21Mbps
【ソフトバンク】アンテナ=5本/下り=36.83Mbps/上り=17.97Mbps

●調査地点4=六本木 ミッドタウン

平日の朝10時頃に、六本木ミッドタウン中央の広場で計測開始。下り速度は、常に50Mbps超のスピードを記録したソフトバンクが圧勝。上りはauとソフトバンクがほぼ互角という結果になった。

【ドコモ】アンテナ=4~5本/下り=10.61Mbps/上り=4.25Mbps
【au】アンテナ=3本/下り=11.38Mbps/上り=13.45Mbps
【ソフトバンク】アンテナ=5本/下り=58.51Mbps/上り=13.10Mbps

●調査地点5=品川 港南口付近

JR品川駅の港南口にある広場で調査を開始した。日時は土曜午後で、そこそこの人出だった。各キャリアともに良好な速度が得られたが、auが頭1つ抜きん出た記録で他社を引き離している。

【ドコモ】アンテナ=5本/下り=20.50Mbps/上り=4.92Mbps
【au】アンテナ=5本/下り=32.10Mbps/上り=14.59Mbps
【ソフトバンク】アンテナ=5本/下り=23.40Mbps/上り=13.71Mbps

●調査地点6=羽田空港 国内線第2ターミナル

土曜の午後に、多くの人で賑わう出発ロビーで計測。上り速度で高速・安定していたのは断トツでauという結果に。加えて、アンテナ表示も常時フルで、屋内でのプラチナバンドの強さを感じた。

【ドコモ】アンテナ=4本/下り=11.63Mbps/上り=11.38Mbps
【au】アンテナ=5本/下り=43.78Mbps/上り=5.54Mbps
【ソフトバンク】アンテナ=3~4本/下り=10.88Mbps/上り=10.17Mbps

●調査地点7=渋谷 ヒカリエ付近

土曜の正午近くに、大型商業施設の前で調査。アンテナが常にフルだったのはソフトバンクのみで、下り・上りどちらの速度でもソフトバンクが他社を一歩リードする結果となっている。

【ドコモ】アンテナ=4本/下り=8.21Mbps/上り=3.20Mbps
【au】アンテナ=4本/下り=13.45Mbps/上り=10.70Mbps
【ソフトバンク】アンテナ=5本/下り=24.64Mbps/上り=13.45Mbps

●調査地点8=新宿 アルタ前

大勢の人でごった返す、土曜夕方の新宿東口で調査を開始。auは若干不調で、ソフトバンクは計測ごとに速度が変動する結果に。ドコモは平均10Mbs程度の件速度を維持し堅調な印象を得た。

【ドコモ】アンテナ=4~5本/下り=10.13Mbps/上り=3.43Mbps
【au】アンテナ=4本/下り=3.31Mbps/上り=4.37Mbps
【ソフトバンク】アンテナ=3~4本/下り=5.93Mbps/上り=3.82Mbps

●調査地点9=池袋 東口ロータリー付近

日曜夜の池袋で、人出はかなり多かった。アンテナ表示が安定していたのはNTTドコモだが、通信速度は少し低調な結果になってしまった。下り速度はauが圧勝。上りはソフトバンクが最速だ。

【ドコモ】アンテナ=5本/下り=5.59Mbps/上り=3.37Mbps
【au】アンテナ=4本/下り=17.58Mbps/上り=5.39Mbps
【ソフトバンク】アンテナ=4~5本/下り=11.38Mbps/上り=6.10Mbps

●調査地点10=吉祥寺 ハモニカ横丁付近

日曜夕方の吉祥寺駅北口で調査を開始。上下速度ともにauが余裕の勝利。NTTドコモはLTEにつながるものの、速度はあまり出ず、上り速度では惨敗。ソフトバンクもやや低調な結果になった。

【ドコモ】アンテナ=4本/下り=3.43Mbps/上り=0.25Mbps
【au】アンテナ=5本/下り=24.82Mbps/上り=11.88Mbps
【ソフトバンク】アンテナ=2~4本/下り=5.25Mbps/上り=5.61Mbps

結論としては、下りはプラチナバンド800MHzのLTE化が進んでいるauと、自社が持つ2.1GHzに加えてイー・モバイルの1.7GHzも利用するソフトバンクが互角に。上りはソフトバンクがほとんどの場所で10Mbpsを超える安定性を示した。ドコモも以前より速度が向上している印象だった。