全48通り!? 最新モデルで難しくなったiPadの正しい選び方教えます

カラーバリエーションも含めると48種もの選択肢から選べる新「iPad」。この選択肢の広さが、転じて「どれを買えば良いのかわからない」という悩みを産んでいるのだが、今回検証した結果、どう選ぶべきかの指針がクッキリと浮かび上がってきた。

まず、『iPad Air』にするか『iPad mini Retinaディスプレイモデル』にするかについてだが、前提として“大は小を兼ねる”という考え方は捨ててほしい。実際にいろいろなコンテンツ、アプリを試してみて、“小が大を凌駕する”というケースが多数見られた。

もちろんそれとは逆に、大画面だからこそのプレミアムを強く感じるケースも多々。特に雑誌コンテンツの閲覧は画面の大きな『iPad Air』でなければ厳しいだろう。具体的な利用シーンをしっかり想像して、どちらを選ぶか、まず決定しよう。

その上で、内蔵ストレージ、モバイルデータ通信機能についても、最新情報を踏まえた精査が必要となる。前者については、本当に本体内にデータを全て格納しておくことが必要なのかをまず再検討してほしい。かつて「iPod」は“持っている音楽データを全て格納できる”ことで評価されたが、Wi-Fiやモバイルデータ通信で手軽にデータがやりとりできる今日では事情が大きく異なる。“あえてデータを外に置く”便利さもあるのだ。

また、後者については、テザリング対応スマホを持っているのなら、よほどのことがない限り不要だろう。いちいち接続する面倒があるものの、月額約3000円というコストは無視できない。

これらを踏まえてデジタルグッズライター山下達也氏とデジモノステーション編集部小林は下記の端末をチョイスした。

●ライター山下達也氏
iPad mini Retinaディスプレイモデル 64GB(Wi-Fi)【Apple Store価格=4万1900円~】
移動中や寝室などで利用する電子書籍リーダーとして購入。基本的にマンガ中心の利用になるので『iPad mini』を選びました。より多くの書籍を持ち歩きたいので、大容量64GBモデルを選んでいます。

●編集部小林
iPad Air 16GB(Wi-Fi)【Apple Store価格=5万1800円~】
持ち歩きしないこと、写真と録画番組の再生を主に考えていることから、画面の大きな『iPad Air』を選びました。自宅のPC&レコーダーと連携させて使う形なのでストレージは最低の16GBで充分。

これまでの思い込みを捨てベストな1台を見つけてほしい。

9.7型の『iPad Air』(左)と7.9型の『iPad mini』(右)を並べたところ。画面解像度は同じだが、画面サイズが異なるため、小さな『iPad mini』の方が高密度に見える
9.7型の『iPad Air』(左)と7.9型の『iPad mini』(右)を並べたところ。画面解像度は同じだが、画面サイズが異なるため、小さな『iPad mini』の方が高密度に見える