キツい登り坂ではペダルを漕ぐ“電動モペット”の使い心地は?

バイクの楽しさが“自分以外の力でどこかに連れて行ってくれること”だとするなら、自転車の楽しさは“自分の力を増幅して遠くまで行けること”。電動アシスト自転車は後者をパワーアップさせたものだが、今回試乗した電動モペット『ミレット Li500』の魅力は前者。ハイパワーではないが、加速力の良いモーターですばやいダッシュが可能だ。

モーター(Motor)とペダル( Pedal )を合わせた言葉で自転車とバイクの中間的乗りモノである「電動モペット」。モーターの出力はそれほど大きくないが、出だしのトルクが強いので、発進加速が鋭く思った以上に速い。

とは言え、軽い車体と気負わずに乗れるのは自転車に近い感覚。車体は軽いし音も静か。自宅で充電できる(1回の充電で40kmの走行が可能)ので、給油のためにガソリンスタンドに行く必要もない。そして、バッテリーがなくなってもペダルで走れるのも特徴(ペダルだけで走るのはキツイですが)。

大きな幹線道路ではやや非力さを感じることもあるが、狭い道を軽さと加速をいかしてキビキビ走るのはとても楽しい。また、坂がキツくモーターだけで登れない場合はペダルを漕いで人力アシストする感覚も面白い。 気軽に使える乗りモノが欲しいけど自転車じゃ物足りないという人にはピッタリのモデルだ。

プロッツァ『miletto Li500』(実勢価格=18万9000円)。公道を走るには原付一種免許が必要となる
プロッツァ『miletto Li500』(実勢価格=18万9000円)。公道を走るには原付一種免許が必要となる