最強8型Win 8タブ『ThinkPad 8』を使ってみた!

昨年末から製品数が増えてきている“8型Windowsタブレット”。AndroidやiOSと違って、Officeがちゃんと使える点や、PC用のソフトがそのまま使える点、Windows環境を手軽に持ち運べる点などのメリットも多いので、何となく気になっている人は多いのではないでしょうか。
そんな8型Windowsタブレットの中で、飛び抜けたスペックを誇るのが『ThinkPad 8』です。

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と言うわけで、スペックをチェックしてみましょう。
まず、ポイントになるのが液晶パネル。8.3型とそのほかの製品よりも少しだけ大きく、その解像度は1200×1920ドットとフルHD超を実現しています。279ppiと高精細なので、写真や動画で実力を発揮してくれそうですね。また、IPSパネルを採用しているので視野角は広く、ディスプレイの表面には強化ガラス「Dragontrail」を用いているので、強度も十分と言えるでしょう。

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液晶サイズが少し大きいため、本体サイズもW132.8×H224.3×D8.8mmと、一般的な8型Windowsタブレットよりも少しだけ大きめ。重量は約430gなので、こちらは平均的と言ったところです。
外観で目立った特徴は少なく,ごく一般的な8型Windowsタブレットのデザインという印象。つや消しブラックの本体は前面背面ともにフラットで、背面カメラのレンズに赤いリングがあしらわれているのが印象的です。

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▲背面カメラは800万画素と、カメラのスペックも高めだ。

プロセッサも新型Atomの中で動作クロックの高い「Atom Z3770」(1.46GHz)を採用。ほかの製品との差別化が図られている。さらに、ストレージ容量128GBのモデルが用意されているのもポイントと言えるでしょう。
ただ、メインメモリの容量は2GBと一般的。10.1型Windowsタブレット『ARROWS Tab QH55/M』のように、4GBのメインメモリを採用してほしかったですね。
ともあれ、スペックを以下にまとめてみました。

■ThinkPad 8の主なスペック
OS:Windows 8.1 Pro(32bit)
プロセッサ:Atom Z3770(1.46GHz×4)
メモリ:2GB
ストレージ:64GB or 128GB SSD
ディスプレイ:8.3型(1200×1920ドット)
インターフェイス:Micro HDMI、microUSB 3.0、microSDカードスロット、ヘッドホン/マイク兼用ジャック
カメラ:背面800万画素、前面200万画素
通信機能:無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、Bluetooth 4.0
サイズ/重量:W132.8×H224.3×D8.8mm/430g
バッテリー駆動時間:最大約8時間
レノボ直販価格:5万7750円~

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▲左側面には、カバー付きのmicroSDカードスロットとMicro HDMI出力端子を装備。右側面には、microUSB 3.0端子、ボリューム調節ボタン、電源ボタンを備える。下部にはヘッドホン/マイク兼用ジャック、背面にはステレオスピーカー。

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▲こちらはカバーを開けたサンプル機。内蔵バッテリーは容量5400mAhで、バッテリー駆動時間は最大約8時間となる。

そんな最強スペックの8型Windowsタブレットをしばらく使ってみたので、インプレッションをば。
まず、ディスプレイですが、8.3型で1200×1920ドットの高解像度はやはり高精細。ただ、ドットバイドットで表示させるとタッチ操作はかなり厳しいです。ディスプレイ設定から表示サイズの拡大が必須になるでしょう。

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▲これで150%の拡大表示。これでも操作しにくい時があったので、もう少し拡大表示にしてもいいかもしれない。

続いてパフォーマンス。新型Atom(Bay Trail-T)採用のタブレットに共通して言えることなんですが、OSの基本的な操作はどれもスムーズです。『ThinkPad 8』もWindowsの操作は快適です。
さらに『ThinkPad 8』は上位モデルの新型Atomを採用しているので、その分パフォーマンスも高いはず。……ですが、普通に試用している分にはその差はほとんど感じられませんでした。ベンチマークソフトなどで性能を測定したり、同じ作業を同時に行なったりすれば性能差は出るかもしれませんが、体感的にはほとんど差はないと言っていいでしょう。

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▲みんな大好き「艦隊これくしょん~艦これ~」も、ストレス無く十分プレイできる程度に動きます。

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▲個人的に残念だと思ったのが、GPS非搭載な点。そこまで大きな問題じゃないですけど、地図ソフトでの位置情報が大雑把な感じになってしまうのが気になります。

最後にオススメしたいのが、専用アクセサリの『ThinkPad 8 クイックショット・カバー』。本体と一緒に購入したい専用カバーで、本体の左側面にマグネットで取り付けられるようになっています。レノボ直販価格で4347円と、カバーにしてはちょっと高めなんですが、すごいのがカバーを背面に回した状態で端をめくると「カメラ」アプリが起動する点。持ち歩いて使うタブレットでは便利な機能ですね。

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▲『ThinkPad 8 クイックショット・カバー』。端をペロッとめくるとカメラが起動します。

そんなわけで、8型Windowsタブレットをスペックで選ぶなら『ThinkPad 8』はかなり有力な候補ですね。2月25日発売のデジモノステーション4月号では、現行の8型Windowsタブレットを一斉にテストしているので、そちらをチェックしてからどれを買うか決めちゃってください!