専門店バイヤーと選び抜いたヘッドホンベスト3【バランスドアーマチュア型編】

昨年の下半期あたりから一気に激増してきたバランスドアーマチュア型ヘッドホン。補聴器のユニットをオーディオ向けに改良したもので、市場で多く取り扱われるダイナミック型と比べより繊細な音作りが可能だ。モニターユースとしての需要も増えているという、このウワサのジャンルの進化と魅力は? 人気ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」の岡田氏と本誌デジモノステーション編集部オーディオ担当・玉造でベスト3が徹底的に聴き比べてみた。

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昨年秋からソニー、オーディオテクニカがBAモデルのシリーズを刷新し、市場全体が一気に活性化。「e☆イヤホン」の売り上げでも、『SE846』や『UE18Pro』などの高額モデルが人気になっており、かなりの盛り上がりになっていることが伝わってくる。

中でも「e☆イヤホン」の売り上げランキングで2位に選ばれている『UE900』は価格、音質、また誰でも楽しめる音質傾向であることを高く評価。BAのカスタムドライバーシリーズを展開するメーカーならではの底力を感じた。

『ATH-IM04」はオーディオテクニカがモニター系に技術の粋を集め、価格以上の美しい音を実現したことに感服。BAの代名詞的メーカーとなっているWestoneの『Pro30』は、モニターモデルの内部構造を利用した汎用モデルというスペシャル感から3位に選出した。

音質を徹底的に重視するならば、やはりBA。まさに旬のジャンルと言える。

●1位

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Ultimate Ears『UE900』(実勢価格=3万9800円)
低音に2基、中音に1基、高音に1基のバランスドアーマチュア型ドライバーを搭載。プロ用モデルを設計したエンジニアによってチューニングされたリアルで美しい音色、絶妙な量感の低音と高音が、楽曲の持つポテンシャルを最大限に引き出していく。

●2位

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オーディオテクニカ『ATH-IM04』(実勢価格=4万7200円)
専用設計クアッド・ネットワークにより正確なレスポンスを実現。低域用×2、中域用×1、高域用×1からなる新開発バランスドアーマチュア型ドライバーを余裕を持たせながら駆動させる。全帯域において、精細で明瞭感のある響きを実現。

●3位

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テックウインド『Westone UM Pro30』(実勢価格=3万9800円)
プロミュージシャン向けに開発されたシリーズ最新モデル。バランスドアーマチュア型ドライバーを3基搭載して、ステージモニターとスタジオ録音に最適な解像感を誇る。標準ケーブルはアラミド繊維を採用。
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■イヤホン & ヘッドホン専門店 「e☆イヤホン」

東京・秋葉原と大阪・日本橋に店舗を構えるイヤホン & ヘッドホンの専門店。常時約1000機種以上の試聴が可能。新品販売から修理や中古買取/中古販売まで、幅広いユーザーに人気を集めている。
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