ゲームレビュー/NEWラブプラス+(前編)

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いやぁ、恋って本当にいいもんですね。……と、しみじみつぶやきたくなる恋人生活体験ゲーム『NEWラブプラス+』。カノジョと過ごす、幸せオーラ全開の日々が幕を開ける!

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■友達パート
出会い、深まる絆、そして告白
ついにカノジョができました!

「ラブプラス」と言えば、発売と同時に一大ブームを巻き起こしたコミュニケーションゲーム。ヒロイン3人のうち1人とカップルになり、ひたすら甘酸っぱい日々を送る大ヒットシリーズだ。

既存の恋愛ゲームとの大きな違いは、“恋人になったあと”に重点が置かれているところ。告白されてハイ終わり、ではなく、カノジョになってからのダダ甘な日々を思う存分満喫できる。デートしたり、イチャついたり、甘えられたり、キスしたり、もうデレデレし放題でカノジョの“生身感”があふれているのが特長だ。

というわけで早速カノジョとの日々をお届けしたいところだが、その前にまずは「友達パート」から。こちらは、意中のヒロインからの告白をめざし、少しずつ関係を深めていくパート。さすがに友達をすっ飛ばして恋人からスタートするわけにいかないので、当然このパートをクリアせねばならない。スポーツや勉強などを通じて男としての魅力を磨き、目当ての女子のハートをゲットしよう。経済力は問われないので安心だ!

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▲気になるヒロインは、同い年の高嶺愛花さん、年下の小早川凛子さん、年上の姉ヶ崎寧々さんの3人。少しずつ距離を縮め、100日以内での告白をめざそう。

今回カノジョ候補に選んだのは、同学年のマナカ。いやー、正直迷いました。年上のネネさんは甘えさせてくれそうだし、年下のリンコはツンツンしてる分、あとからデレた時の破壊力がデカそう。でも、ここはマナカしかない。この原稿を書いている私は女性なのだが、同性から見てもスペックの高い女の子はやっぱり魅力的なんである。美人で優等生でテニスもうまくて、父親は医者という箱入りお嬢様。ここまで突き抜けると嫉妬心など抱かず、素直にあこがれてしまう。しかもこの子、友達がいないんですよ! 高嶺の花過ぎて、周囲からは住む世界が違うと思われているもよう。同じく友達がいない私としては、俄然肩入れしたくなってしまう。あ、私に友達いない理由は、マナカと全然違いますけどね……。

かくして、マナカロックオン状態で学校生活がスタート。マナカに好かれるため、ひたすら勉強とスポーツを繰り返し、放課後はテニス部で一緒に活動。最初はこっちを拒絶するような態度だったマナカが、徐々に心を開き始める様子に私の中の眠れる征服欲が目を覚ます。だって、寄り道経験もなくファストフード店での注文にもアタフタしていた箱入りお嬢様が、放課後さりげなく待ち伏せしてたり、もっともらしい理由を付けてデートに誘ってきたりするわけですよ! 顔を赤くして、思わせぶりなことを言ってくるわけですよ! もう完全に私のこと、好きじゃないですか。実はここからが意外と長いわけですが、70日弱で無事告白完了。ついに恋人生活スタートです!

■現実の時間とリンクしたイベント
春休みはイベント三昧
カノジョとの一泊旅行も!

「ラブプラス」シリーズには、RTC(リアルタイムクロック)が搭載され、現実の時間とゲーム内の時間がリンクしている。例えば現実世界で4月1日朝8時になると、ゲーム内でも同じ時間を迎えるというわけ。現実で12月24日を迎えればゲーム内でもクリスマスイベントが、2月14日にはバレンタインイベントが発生する仕組みになっている。春休み、始業式などの学校行事も現実に準じており、本当にカノジョと学校生活を送っているかのような気分が味わえる。

さて、今回私が体験したのは、恋人になった直後のエイプリルフールイベント。実はマナカ、テレビと言えばみなさまの受信料で成り立っているあの局しか見る機会がないらしい。逆に言えば、あの局で放送されている相撲中継はお気に入りの様子。そこで「街でお相撲さんを見た」という他愛ないウソをついてみたのだが……? このような他愛ないと言えば他愛ないイベントが他にもたくさん待っているのだが、この他愛のなさが逆にいい。ごく日常的な出来事もカノジョといっしょだと幸せを感じ、「付き合いたてのカップルって、こうだよなー」と初々しい気持ちになるはずだ。

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▲季節の行事以外にもイベントは盛りだくさん。春休み中は平日でもデートに誘えるし、新学期が始まってからも学校でイチャついたり、さまざまな行事に参加したりできる。

さらに、恋人になった直後だというのに、なんと熱海旅行の約束も! えーと、マナカさん、お堅いようで意外と大胆なんですね……。家にはテニス部の合宿とか言って、親バレ対策もしてるし。しかもカノジョの提案で、新婚旅行気分で「あなた」とか呼ばれちゃうことに。正直、いきなりグイグイ来られて一瞬引いてしまったのも事実だが、このラブラブ感に照れ&ニヤけが止まらない。カノジョがいつもよりおしゃれして来たり、観光スポットで写真を撮ったりするのも新鮮。個人的には、家族風呂に誘われる場面がクライマックス。どうなったかは秘密だが、変になれてるカップルよりもプラトニックなマナカ&私の方がかえってヤらしいって!

なお、『NEWラブプラス+』では、熱海だけでなく日光・鬼怒川や箱根にも旅行できるとのこと。日光・鬼怒川は修学旅行気分、箱根は新婚旅行気分が味わえるようなので、こちらのチャンスも楽しみに待ちたい。

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▲お宮の松、伊豆山神社、初島など、熱海の観光スポットをめぐる小旅行。夜はどうなるかって? それは自分の目で確かめてください!

■まとめ
何気ないしぐさやふとした表情など
女の子の可愛さを極限まで追求

恋人生活を過ごしていると、カノジョの実在感にとにかく驚かされる。頬杖をついて上目づかいで話しかける様子、ためらうように視線をはずした後「よし!」とこちらを見据える意思のこもった眼差し、小首をかしげて髪を押さえる指先。「THE 女子!」というしぐさや表情がたまらなく、ずっと眺めていても見飽きない。しかも頻繁に話したところで、同じ話題を繰り返すこともない。こうしたベーシックな部分がしっかりしているからこそ、カノジョとの毎日がリアルに、そして輝かしく感じられるのだろう。細部へのこだわりに感心してしまった。

さて、次回はスキンシップを始め、もっともっとカノジョとイチャコラできるモードを紹介。私、このまま3次元生活に戻れるんでしょうかね……。

『NEWラブプラス+』
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●ハード:ニンテンドー3DS
●発売日:発売中(3月27日発売)
●価格:5700円/5200円(パッケージ版/DL版ともに税別)
●ジャンル:コミュニケーション
●プレイ人数:1~3人
●メーカー:KONAMI

公式サイト
http://www.konami.jp/products/newloveplus_plus/

©Konami Digital Entertainment
※本作品は3D表示に対応しておりません。

文/野本由起