日本上陸直前!? Googleが仕掛ける「Chromebook」って何?

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Googleの「Chromebook(クロームブック)」をご存じだろうか? これは、同社のPC向けOS「Google Chrome OS」を搭載したノートPCのこと(スマホ向け「Android OS」同様、ハードウエアは原則としてGoogle以外のメーカーが開発・販売)。欧米では既に2011年から販売中で、本体価格が300ドル以下ということもあって驚くほど売れている。米国Amazon.comのPC売れ筋ランキングではベスト5までの3モデルを、満足度ランキングではベスト5全てが「Chromebook」というすさまじさだ(2014年4月21日時点)。

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「Chromebook」最大の特徴は、全てのアプリケーションとデータをオンライン上に置いているということ。メールは「Gmail」、スケジュール管理は「Googleカレンダー」、Office作業は「Googleドライブ」などといった具合に、定番オンラインサービスを駆使してPC同等の作業環境を実現している。さらに「Chrome ウェブストア」経由でさまざまな機能を追加することも可能(定番実用系のほか、画像編集やゲームなど、さまざまな種類のアプリをラインナップ)。ざっくりいうと人気ウェブブラウザ「Chrome」をそのままノートPCにしたものだと考えると分かりやすいだろう。その特性上、インターネットへの常時接続環境が必要となるが、内蔵ストレージ(16GB程度)を利用した最低限度のオフライン作業もサポートしている。

また、原則として本体内にデータを保存しないことから、セキュリティ面での安心度も高い。故障、紛失時にそれまでの環境を新ハードウエアですぐ再現できる点もオンライン専用マシンならではと言えるだろう。海外ではこの点に着目した企業導入も加速しているそうだ。

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さて、これまでなぜか国内リリースされていなかった「Chromebook」だが、Windows XPサポート完全終了を受けて、いよいよ日本上陸という噂が流れている。海外では先日、日本メーカー初の「Chromebook」が東芝から発売されており(写真)、それがそのまま国内投入されるのではないかという話だ。家庭内/モバイル双方のインターネット接続環境が充実している日本は「Chromebook」との相性抜群。「スマホ、タブレットでは物足りないが、そこまで大げさなPCもいらない」という人にピッタリの選択肢となってくれるだろう。

(山下達也/ジアスワークス)