2014春、ついに本格的な4Kテレビ普及時代へ、強化された4つのポイントを解説

4Kテレビ2014年春モデルには「高輝度」「広色域」「超快適UI」「選べるサイズ」という共通した4つの傾向が見て取れる。

とりわけ注目に値するのが大幅な画質向上だ。テレビメーカーがこれまで積み上げてきた数々の高画質化技術は全て4K対応に。輝度面で圧倒的に有利な直下型LEDモデルが多数登場したほか、バックライト制御による輝き補正技術が新トレンドとなるなど、特に“明るさ”に関する機能向上が印象的だ。

もう1つのトレンドとしては色再現性の向上にも注目しておきたい。ほぼ全ての製品がデジタルシネマ映像規格「DCI」の要求する色域を100%に近い水準で満たしており(従来モデルは80%前後にとどまっていた)、限りなくオリジナルな色表示をできるようにしている。

ほか、倍速駆動による残像感の低減、非4K映像の超解像アップコンバートなども最高水準へ。より確信的に「4Kテレビ=テレビの最高峰」と言えるようになった。

さらにその上で、利用感においてもテレビ最高峰へ。4Kの高解像度をいかした、より情報量の多いUIに刷新が進んでいるほか、ソニー、パナソニックらは文字ベースのメニュー画面をボタンで操作する旧世代UIからの脱却を目指した独自のスマートUIを新開発。テレビ側からユーザーに働きかけるインテリジェントな提案型インターフェイスも現実的なものになりつつある。

そして気になる価格は従来比でおよそ10%ダウンしている。昨年半ばに登場した2013年モデルは58V型が50万円からのスタートだったが、今春モデルでは消費税増税の上で、45万円前後から選べるようになった。また新たな選択肢として、各社50V型級モデルがラインナップに加わり(東芝からは史上初の40V型モデルも!)、さらなる低価格&多機種攻勢で普及に拍車がかかる。

もう4Kテレビを買わない理由はない!?

高画質4Kアップコンバートや4倍相当の残像低減にも対応したソニー『ブラビア KD-55X9200B』(実勢価格=48万6000円・5月24日発売)
高画質4Kアップコンバートや4倍相当の残像低減にも対応したソニー『ブラビア KD-55X9200B』(実勢価格=48万6000円・5月24日発売)