MP3データも入って超お得か?“ハイレゾ音源入りBD”でアニソンを聴いた

ハイレゾオーディオへの関心高まる今日この頃ですが、お気に入りのアーティストの新作が出たらパッケージメディアを買って“手に入れた感”を得たい……でも音質サイコーのハイレゾ音源も気になるよなあ…。
そんな僕たちの心のスキマを埋めるように、最近じわじわと発売されている新メディアが「BDM」(Blu-ray Disc Music)です。
blog20140526_01

blog20140526_02
こちらは5月21日に発売された、アニソン界の超・実力派ユニットangelaのBDMソフト。
箱は一般的BDビデオのようなトールパッケージですが…

blog20140526_03
CDで発売されている『宝箱』、『宝箱2』という新旧2作のベストアルバムを96kHz/24bitのハイレゾ音源で1枚のBDに収録したもの。
その名も『宝箱と宝箱2が入ったブルーレイで聞くやつ』。(価格は5400円)
(珍しい試みのためか、タイトルがものすごい直球に…。わかりやすすぎ!)

BDMの特長は、一般的なBDと同様にBDプレイヤーやレコーダー、PS3などで再生できること。
BDプレイヤーで再生してテレビに映すと、このようなプレイヤー画面が出てきます。
blog20140526_04

blog20140526_05aa blog20140526_05b
angelaのBDMでは、このプレイヤー画面で収録曲を全部、あるいは曲を選びながら聴けるほか、解説や歌詞の表示・非表示、さらにボーカルのオン・オフ切り替えも可能(カラオケバージョンにできる!)。

本製品には紙の歌詞カードは付いてないのですが、メニュー画面の中にブックレットのデータがまるっと入っていて、音を聴きながらじっくり読むことができます。
blog20140526_06
インタビューや解説類が充実した、このようなベストアルバムとは相性がいい。
(ブックレット閲覧中に曲のセレクト、スキップ動作ができなかったのが惜しい!)

仕組み上、音はテレビのスピーカーでも普通に聴くことができますが…
せっかくのハイレゾ音質、相応のアンプやヘッドホンを用意して本領を発揮させたいところですね。

ところで、このBDMは音楽CDのようにPCにリッピングすることはできません。
そのためBDMでは、どうやらMP3データ(ハイレゾではない)を用意してあり、必要に応じてダウンロードができるようにしてあるらしい…
ということは事前にわかっていたのですが、「そのMP3がどんなデータなのか」、「どうやってダウンロードするのか」がイマイチわからなかったので、実際に試してみました。

blog20140526_07
BDMのメニュー画面に、「MP3データで楽しむ」という項目があるので選んでみます。

blog20140526_08
BDプレイヤーがLANにつながっていると、このようにIPアドレスが表示されます。

blog20140526_09
PCやスマホのブラウザでアドレスを打ち込むと、BDM内のファイルにアクセス可能に。
本製品の場合は、10トラック前後ずつのデータがZIPファイル(各100MB前後)にまとめられていてダウンロードができました。

blog20140526_10

blog20140526_11
ZIPを解凍したMP3ファイルを参照してみると、トラック名・アーティスト名のほか「アニメ●●の主題歌」といったタグが記入されているのがわかります(アルバム名はナシ)。

blog20140526_12
MP3のビットレートは320kbps、アートワークも設定済みでした。

ちなみに、PCでBDドライブが使えるならもっと話は早かったりします。
blog20140526_13

blog20140526_14
BDの中身はブラウザから参照でき、「MP3DATA」というフォルダの中にさきほどのZIPファイルがあるので、これを直接コピーすればOK。
仕組みはけっこうシンプルだったようです。疑問解決!

ハイレゾ音源が聴けて、ポータブルプレイヤーにMP3で落とすこともできるBDM。
今回のangelaのように【通常版CD】【旧譜もまとめてハイレゾで聴けるBDM豪華版】が用意された場合、後者はかなり魅力的に映ります。
あまねく音楽CDがBDMに置き換わる必然性はないとしても、今後ケースバイケースでBDM版が出てくると面白そう!という手ごたえを感じました。