Googleが開発したPC? 日本上陸間近と囁かれるChromebookって何?

「Chromebook」とは、グーグル開発の「Chrome OS」を搭載するノートPCのこと。グーグル開発のOSと言えば「Android」が有名だが、こちらがスマホやタブレット用なのに対して、「Chrome OS」はPC向けに開発されているという点が異なる。

一番の特長は、利用できるソフトが「Chrome OS」専用のものではなく、ブラウザを使ったWebアプリとなることだ。また、アカウントはPCごとに作成するのではなく、グーグルのアカウントを利用する。そのため、ほかのPCでブラウザに「Chrome」を使っていれば、ログインするだけで拡張機能やアプリが自動でインストールされ、ほぼ同じ環境が整うのが強み。もちろん、ブックマークも同期される。

初めて「Chromebook」が発売されたのは2011年の6月。当時はまだWebアプリが少ない上、Android用のアプリが動作しないこともあり、Web閲覧以外の用途では使いにくいものだった。また、CPUに当時のネットブックと同じ「Atom」を採用していたため性能が低く、処理の重たい大型アプリやゲームなどは満足に動作しないという欠点もあった。

しかし、これはあくまで当時の話。最近ではマイクロソフトの「Office」もWebアプリとして登場しているし、Flashを使ったゲームも健在だ。また、クラウドが普及し、データを手元のPCではなくネット上に保存するというのが一般的になり、Webアプリだけで十分なソフト環境が整えられるようになっている。ハード面も大きく進化し、最近発表された「Chromebook」には「BayTrail」や「Haswell」といった最新CPUを搭載されている。

今のところ日本での発売は未定としているメーカーが多いが、もし発売されれば、価格の安さも手伝い、人気機種となる可能性が高そうだ。

ハードウエアにとらわれず、どんなPCでも同じアプリ環境を構築可能。この柔軟性が、「Chrome OS」の魅力と言える
ハードウエアにとらわれず、どんなPCでも同じアプリ環境を構築可能。この柔軟性が、「Chrome OS」の魅力と言える