人間が掃除する時代は終わった?ロボット掃除機のプロが説く「ルンバ」の進化

「人間が掃除する時代は『ルンバ』で終わりを告げた」と主張するのは、All Aboutの家電ガイドを務め白物家電のエキスパートであるフリーランスエディター滝田勝紀氏。自宅で「ルンバ」を4台使用しているという滝田氏が新型ルンバに見たモノとは?

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新型ルンバは前にも増して賢くなった!

最上位モデルとなるiRobot『ルンバ 880』(実勢価格=7万6000円)
最上位モデルとなるiRobot『ルンバ 880』(実勢価格=7万6000円)

それは数値化されるスペックではないが、歴代のルンバを使い続けている者からすると、最も大きなインパクト。平均4~5回同じ場所をしつこく掃除をする、というルンバならではの個性は順当に受け継ぎながらも、ムダな動きが格段に減り、より臨機応変に行動するようになりました。

これは「iAdapt」という、ルンバが状況把握から行動に移すまでのロボットテクノロジーが、より洗練されたからにほかなりません。

さらにブラシレスになり、絡まった毛や糸くずなどを取り去る手間がなくなったにも関わらず、さまざまなテクノロジーにより、吸引力を5倍、清掃能力を1.5倍へと引き上げた革新性にも脱帽。

ダイニングテーブルの下に複雑に並ぶイスの脚の間を、何食わぬ顔で掃除して、次の場所へとあたりまえのように移動していく様を見ているだけで、“人間が床掃除をする時代は終わった!”と、ここに断言します。

前モデルより1.6倍にまで大きくなったダストボックス。清掃能力が50%向上してもたっぷり集められる
前モデルより1.6倍にまで大きくなったダストボックス。清掃能力が50%向上してもたっぷり集められる
2本のローラーは、剛性と弾性を兼備したゴム状の特殊素材に。床を叩きながらゴミを根こそぎかきあげる
2本のローラーは、剛性と弾性を兼備したゴム状の特殊素材に。床を叩きながらゴミを根こそぎかきあげる