【プロカメラマンが本気で惚れた名機】永山昌克の「キヤノン EOS 5D Mark III」

海外スナップ写真を中心に活躍する写真家・永山昌克氏。1997年からはデジカメレビューの執筆を始め、これまで試用した製品は1000台以上、数多くのカメラに接してきた永山氏だが、愛用しているのは「EOS 5D」シリーズだという。「EOS-1D」シリーズではなく、なぜ「EOS 5D」シリーズを選んだのか?

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フイルムカメラ時代はずっとニコンを愛用していたのですが、十数年ほど前、機材のデジタル化を行なうにあたり、キヤノン「EOS」シリーズを使い始めました。今はだいぶ状況が変わっていますが、当時は機動性にキヤノンが一歩リードしていたんですよ。

その後、2005年にハイコストパフォーマンスなフルサイズ機として『EOS 5D』が登場。以降、現在愛用している『EOS 5D Mark III』まで、毎回モデルチェンジしています。

このシリーズの良いところはフルサイズセンサー搭載一眼レフながらとてもコンパクトで軽量なこと。キヤノン一眼レフには「EOS-1D」シリーズという一つ上のグレードがあるのですが、私はあえて「EOS 5D」シリーズを選んでいます。仕事で海外に行くことが多い上、スナップ(日常風景)撮影中心なので、何より機動力が重要なのです。

3代目となる『EOS 5D Mark III』では、これまでやや不満に感じていた各種レスポンスが劇的に改善されました。ライブビュー撮影時の拡大表示が片手で行なえなくなってしまったなど、個人的に気になる点はあるのですが、間違いなくこれまでで最高の完成度に仕上がっていると思いますね。

なお、レンズはキットレンズでもある『EF24–105mm F4L IS USM』を愛用しています。既に10年近く販売されていることからもわかるよう、幅広い被写体に対応できる、とても完成度の高い便利ズームなんですよ。

キヤノン『EOS 5D Mark III』(【EF24-105L IS U レンズキット】実勢価格=39万7210円、【EF24-70L IS USM レンズキット】実勢価格=45万130円、【ボディのみ】実勢価格=32万3980円)
キヤノン『EOS 5D Mark III』(【EF24-105L IS U レンズキット】実勢価格=39万7210円、【EF24-70L IS USM レンズキット】実勢価格=45万130円、【ボディのみ】実勢価格=32万3980円)