新色ハードに続々登場予定の魅力的なソフト、PS4ブームはまだまだ続く?

ロサンゼルスで6月10日から開催された世界最大規模のゲームショウ「E3」、その前日にSCEは「PlayStation E3 2014 Press Conference」を開催した。

栄えあるオープニングを飾ったのは、アクションRPG『Destiny』。『PS4』初のカラーバリエーションとなる新色「グレイシャー・ホワイト」との同梱セットが今秋発売(国内での発売日と価格などは後日発表)されることからも、期待の高さがうかがえる。

他社がソフトに終始したのに対し、『PS4』におけるSCEの発表は、多彩かつ豊富なソフトラインナップ、ハードの新色、年内のYouTubeへのアップロード対応、ストリーミングゲームサービス「PlayStation Now」のオープンβサービス(北米で7月31日より)、VRシステム『Project Morpheus』など、バランスが取れた充実の内容。

「このバーチャルリアリティ(VR)システムに対するSCEのやる気は本物だ」と話すのはジャーナリスト西田宗千佳氏。「『Project Morpheus』は『没入感』と『酔わなさ』の両立という点で、今の試作機もかなりのレベル。ゲームだけにとどまらない可能性があり、テレビの大画面・スマホやタブレットの小画面に続く『第3のディスプレイ』に成長する未来もありそう」と期待を寄せる。

ただし、安全性やコンテンツの点で改善点はたくさんあると言う。「SCEだけでは実現できないことを、彼らもよくわかっている。VRブーム火付け役であるOculus、アイデア勝負でコンテンツを作り始めているインディー系の開発者まで一緒になってムーブメントが活性化していく兆しを感じた」と話す。

また「PlayStation Now」に関しては、「言葉から受ける印象よりずっと実用的」と西田氏は感じたようだ。「『PS Now』は、すばやい反応が命である格闘ゲームすら問題なくこなせる完成度になっていた。ガッツリやるなら専用機の方がずっと快適だが、テレビやタブレットで『PSのゲームができる』なら、別の市場がありそう。『ちょっとゲームでも』『話題のゲームを週末だけ』といった用途でブレイクする可能性がある。その時の問題はビジネスモデルだろう。料金体系などの分析はこれからアメリカで行なわれるが、日本での展開も気に掛かる」と分析する。

北米向けの発表ではあるが、今後を期待せずにはいられない。

PS4の新色グレイシャー・ホワイトが発表&展示。日本発売は今秋予定!
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