カーナビ業界をリードする最新サイバーナビ

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カロッツェリアのハイエンドシリーズとして、常に先進的な機能を搭載し、業界をリードし続けている「サイバーナビ」。実写映像にルート案内を重ねて表示する「ARスカウターモード」やヘッドアップディスプレイの「AR HUDユニット」などは同シリーズが先鞭を付けた機能だ。
2014年モデルでは、そうした話題性のある機能は新搭載されていないものの、スマホライクなタッチタッチ操作に対応したほか、操作レスポンスの向上も図られ、使い勝手が向上。トヨタ車や日産車に多い200mmワイドボディをラインナップに加えるなど、確実にユーザーを増やしそうなブラッシュアップを果たしている。

●使い勝手を増した進化ポイント

人気の機能を磨き上げUIの使い勝手もアップ

カメラで捉えた画像を自動でサーバにアップロードし、それを他のユーザーと共有できる「スマートループアイ」。昨年モデルより導入され、駐車場渋滞や車線ごとの渋滞などもわかるため好評を得ているが、その画像表示ポイントである「スマートループアイスポット」が一段と増やされた。また、撮影した映像をドライブレコーダーのように記録できる機能も追加されている。UIはスマホのようなフリック・ドラッグ操作にも対応するようになった。

フリック&ドラッグに対応したUIを採用

地図スクロールはフリックやドラッグといったスマホでおなじみのタッチパネル操作を導入。これまでのタッチパネル操作も残されており、好みに応じてどちらも利用することができる。

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ドライブレコーダー機能も利用できるように

車載カメラで撮影した映像はSDメモリーカードに記録され、ドライブレコーダーとしても活用ができる。「サイバーナビ」でもパソコンでも再生が可能だ。

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交通状況を視認できるスポットが増加

道路の混雑状況を実写画像で確認できる「スマートループアイスポット」が増加。高速道路の分岐ポイントや駐車場の入口、主要な交差点などがスポットに設定されている。

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●サイバーナビの独自性

先進的な案内表示を実現するサイバーナビの独自機能

目の前の実際の風景の上に案内情報が重なっているように表示する「AR HUDビュー」や、カメラで撮影した実写映像にルート案内を重ねて表示する「ARスカウターモード」など革新的なルート案内を提供。実際の風景と案内情報がズレることなく表示できるのは、自車位置精度の高さの証明だ。

視界の先に情報を表示するAR HUDビュー

交差点での停止時はその先の分岐や高速入口などを3つまで表示。道路から見えにくいコンビニエンスストアなどをアイコンで表示してくれる機能も搭載している。

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実車映像にルート案内を重ねるARスカウターモード

車両前方の映像にルートガイドを重ね合わせて表示するため、右左折のポイントが直感的にわかる。前方車両との車間距離や信号の無い横断歩道の存在なども知らせる。

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●結論

「サイバーナビ」の魅力は「安心感の高さ」といった言葉に集約されるだろう。初めての場所を訪れる際には、誰もがちょっとした不安を感じるが、そんな時にでも安心して案内を任せられるという気持ちだ。
地図表示は必要な情報が整理されていて見やすく、ルート探索についても全国約70万kmをカバーするスマートループ渋滞情報を活用した渋滞回避ルート探索が可能。さらにルート案内については実写を案内に活用し、直感的に右左折のポイントが確認できる「ARスカウターモード」が搭載されている。さらに自車位置の表示精度は業界トップレベルで、都市部の路地や道路が上下に敷設されている場所はもちろんのこと、地下駐車場でさえ正確な位置を示してくれる。
ずいぶんと並べ上げてしまったが、いずれもナビの基本性能を磨き上げたもので、ドライバーを目的地まで快適に導くために搭載されたもの。そして今年のモデルではタッチパネルを従来の方式に加えてスマホのようにフリックやドラッグといった操作が可能になり、一段と使い勝手が向上。操作レスポンスもよく、ストレスのないスムーズなコントロールができる。
また、「AR HUD」と呼ばれるヘッドアップディスプレイの搭載が目を引くが、これは単純にユニークだとか物珍しいというだけではない。ドライバーの目の前の風景にルートガイド情報を重ね合わせて見せることによって、前方から視線をそらすことなく、焦点の移動も極力少なく案内情報を提供できるので、ナビ利用時の安全性が高い。実際に一度でも使うとわかるが、ナビ画面を一切見ることなく目的地まで不安なく到着ができる。あくまで実用性を最優先させた設計だ。
さらにクルーズスカウターユニットのカメラを使って車両前方の映像が記録できるのも便利。旅の思い出を残したり、ドライブレコーダーとして活用できる。
まさにユーザーの立場になって考えられたモデルで、あらゆる場面でドライバーをサポートしてくれる。サイバーナビユーザーはクルマを乗り替えるときには再び「サイバーナビ」を選ぶことが多いというが、それもうなずける信頼性の高さだ。

●サイバーナビはこんな人におすすめ

ドライブを楽しむヘビーユーザーに

カーナビ本来の性能を極めたモデルと言える「サイバーナビ」。それだけに仕事でもプライベートでもクルマを利用する機会が多いカーナビのヘビーユーザーに特におすすめだ。中でも「スマートループ」を活用した渋滞対応能力や「AR HUD」、「ARスカウターモード」などによるルート案内のわかりやすさは並ぶものが無いほど優秀と言える。

カロッツェリア
サイバーナビ AVIC-ZH0099H

設置形式:2DIN一体型タイプ NAVIメディア:100GB HDD モニタサイズ:7V型WVGA 主な再生メディア:DVD、CD、USB、Bluetoothオーディオ、SDカード、iPod/iPhone、FM/AM 地デジ対応:フルセグ(12セグ&ワンセグ)

文/浜先秀彰 撮影/松川忍