格安スマホ&SIMの雄、「mineo」は何が違うのか?

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モバイル業界の注目トピックが、大手キャリアの動向以上に今、「SIMロック解除」「SIMフリー端末」「格安スマホ」「MVNO」といった新たなキーワードに集まっている。

そもそも「SIMロック解除」は、総務省が来年2015年を目処にSIMロックの解除を義務化する方針を固めたことが大きいが、それ以前から「SIMフリー端末」は存在し、ドコモの対応端末なら3000円で「SIMロック解除」ができる(実際にはほとんど行なわれていないが)。

じゃあ今は何が大事かと言うと「MVNO」と「格安スマホ」の新規参入&新サービス。

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本日7月24日、新サービスを発表した関西・近畿地方を中心にシェアを延ばす光ファイバーネットワーク会社、ケイ・オプティコムは、6月からモバイルサービス『mineo(マイネオ)』をスタートしており、開始から約1カ月半で約2万人以上の加入者を獲得したという。

ではこの『mineo』は既存のMVNO、SIM&格安スマホと何が違うのか?

「MVNO」とは大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から通信網を借りたインフラでサービスを提供する事業者のこと。これまでは全て“NTTドコモ”の通信網を利用したものだったのが、この『mineo』は初めて“au”の通信網を利用したサービスなのだ。
つまり、全国のモバイルネットワークで考えた場合、まだまだキャリアごとの電波や通信速度にはばらつきがあるが、その上で、NTTドコモ以外の通信網を利用したサービスという、新たな選択肢が生まれたことが新しく、他とは異なるというわけだ。

さらに「格安スマホ」というジャンルには該当しないかもしれないほど、auの現行モデルのスマホをセット販売している。サービスローンチ時は京セラの『DIGNO M』のみだったが、今日の発表では、シャープの『AQUOS SERIE』との新プランを発表。今auのCMでも謳っている「キャリアアグリケーション(WiMAX+&4GLTE)」にも対応している最新モデルだ。

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SIMのサービスも1GBに加え、2GB、3GB(データ容量)のプランも8月5日からスタートし、さらにラインナップが強化される。OCN、IIJ、日本通信、BIGLOBEと比較してもほぼ変わらない。

「mineo」は、auと連携することで新たな通信網を利用し、これまでよりさらに上質なスマホでのサービスを目指していることが、既存MVNOとは違うのだ。

MVNOやイオン、通信サービス各社が「格安スマホ」「SIMサービス」を続々発表し、今後もその選択肢の拡大と価格競争が激しさを増すのが容易に予想できる。その上で、8月1日からamazonもついに格安スマホの取り扱いをスタートし、既存のモバイル市場外からのアプローチが加速する。
まずは来年まで、めまぐるしく変化する新モバイル市場から目が離せない!

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http://mineo.jp/