噂の“天ぷら粉うどん”を『ヌードルメーカー』で作ってみた

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昨年、油を使わない揚げ物メーカー『ノンフライヤー』で調理家電市場に一大ブームを巻き起こしたフィリップスが、新たに家庭向け製麺機市場に電撃参入。パスタのほか、うどん、ラーメン、蕎麦など幅広い麺類を一台で作れる『ヌードルメーカー』を発売した(麺の本場である中国、台湾で昨年に発売されていた製品を日本向けにブラッシュアップして投入)。

麺の種類だけでなく太さや形状も多彩な選択肢から選べる上、わずか10分程度で生麺を作り出してくれるなど、多くの魅力を備えた『ヌードルメーカー』の実力はこれまでに何度もお伝えした通り。

【参考記事】
・うどんもラーメンもパスタも 麺作りはヌードルメーカーにお任せ!
https://www.digimonostation.jp/blog/home-appliance/id17926

・麺とパン、自家製マシンでニッポンの主食が変わる!?
https://www.digimonostation.jp/news-trend/appliance/id19237

さて、そんな『ヌードルメーカー』だが、最近、気になる噂をよく耳にするようになった。それが「天ぷら粉を使ってうどんを作るとめちゃくちゃ美味しい!」というもの。噂の出所はさだかではないが、ある時期からTwitterやネット掲示板、はてなダイアリーなど多くの場所で語られるようになっている(ぜひ「ヌードルメーカー 天ぷら粉」でググってみてほしい)。

……というわけでさっそく試してみた。

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作り方は従来のうどんと全く同じ。中力粉(うどん粉)の代わりに市販の天ぷら粉を使うだけだ。水や塩の加減もそのままで問題ない。材料を投入したらスタートボタンを押すだけでOK。

なお、この際、以下のことに注意すると、より美味い麺に仕上がる。
1)室温を上げすぎない(25度前後が理想的)。
2)水はよく冷えたものを使う。
3)水はゆっくりと時間をかけて投入。

1と2は麺がだれるのを防ぐため。3は均一に水分を含ませるために重要だ。特に3つ目は、『ヌードルメーカー』の構造上避けられない麺表面のささくれを軽減する効果がある。

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待つこと約5分で“こね”動作が完了し、前面製麺キャップ部からうどんがニュルニュルと押し出されてくる(こね動作も含め合計10分で製麺完了)。この時点ではっきり異なるのは麺が黄色いということか。

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あらかじめ用意しておいた通常レシピのうどんと色を比較。使った天ぷら粉に卵が含まれているため黄色くなったようだ。パッと見はラーメンのようにも見える。

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ゆで上がりはさらに色の違いが明確に。ますますラーメン(つけ麺)っぽい感じになっているが、天ぷら粉を使った以外はまごう事なきうどんである。

写真の時点で何となく違いを感じたのだが、天ぷら粉うどんは麺のハリやコシが、通常レシピのうどんと段違い。『ヌードルメーカー』で作ったうどんはかなりコシの強い歯ごたえになるのだが、それにプリッとしたたまらない食感が付与されている。なるほど、確かにこれは美味い!

おそらく天ぷら粉に含まれる卵やベーキングパウダーなどの成分が食感の向上に役立っているのではないだろうか。何にせよ素晴らしい発見だ。

こういった「裏技」の多くは、既にネットなどで共有が始まっている(どの「天ぷら粉」がベストかという議論も白熱中)。某大ヒットグルメ漫画に登場した「柚を練り込んださっぱりラーメン」や、色とりどりな「変わり蕎麦」など、『ヌードルメーカー』の魅力を十全に引き出すアイデアレシピが毎日のように生まれているのだ。

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個人的におすすめなのがチーズを練り込んだ生パスタ。トマトソースと絡めて食してみたが、リッチでボリューミーな味わいに感動した。写真では分かりにくいが、チーズの色や香りも食欲をそそる。

『ノンフライヤー』同様、食の可能性を拡げるという点で評価大な『ヌードルメーカー』。「ごはんやパンよりも麺!」という“麺好き”必買の調理家電と言えるだろう。

(山下達也/ジアスワークス)