使いやすさが段違い! 「Android L」を『Nexus 7』に入れてみた。

2014年6月26日、Googleの開発者向けカンファレンス「Google I/O 2014」にて発表されたAndroidの次期バージョンとなる「Android L」。同日に開発者向けのプレビュー版が公開されていたのですが、どうにもこうにも正式リリースが待ちきれなかったので手元にあった『Nexus 7 2013』にインストールしてみました。

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▲「Android L」の開発者向けプレビュー版は、『Nexus 5』用とWi-Fi版『Nexus 7 2013』用のROMイメージファイルがそれぞれ公開されているので、これらの機種を持っている人なら誰でも試すことができます。ただし、インストールするには端末のブートローダーアンロックが必要で、これを行なうとメーカーの保証がなくなるので注意。また、配布ページの手順を確認し、難しいと感じたならば正式版のリリースまで待っているほうがいいかも。

と言うわけで「Android L」を無事インストール完了。さっそく起動してみましたが、あんまり変わった印象はありませんでした。デフォルトのホームアプリが「Google Nowランチャー」なので、Android 4.4と同じような見た目だからかもしれません。プレビュー版ということで、変更される予定のGoogle製アプリのアイコンも旧デザインのまま。ホーム画面だと、変更されたのは下部のナビゲーションバーのボタンデザインと壁紙くらいです。

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▲インストール直後のホーム画面。ぱっと見だとAndroid 4.4のよう。

でも、設定メニューなどを見ていくと、今までとは結構変わっていて、「Material Design(マテリアルデザイン)」と呼ばれる新デザインコンセプトが採用されています。これまでのフラットデザインのようにも見えますが、物質を意識させる奥行き設定と意味のあるアニメーション、印刷ベースでルール化されたデザインなのだそう。タスク切り替えがわかりやすいですが、色々なところで奥行き感が表現されています。

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▲設定メニュー(左)は2列表示で見やすくなった。タスク切り替え(右)は立体的かつ、大きな表示に変更されている。

変わったのは細かいデザインだけではないんです。少し操作してみれば今までとは全く違うことに気付くはずですが、使い勝手がかなり向上しているんです。例えば、通知機能だとロック画面にも通知カードが表示されるようになっていて、ロック画面のまま左右にスワイプして消したり、上下にスワイプして詳細を表示させたりすることが可能。また、アプリを立ちあげている時は、電話などがかかってきても画面が切り替わることなく、ステータスバーに通知として表示されるなど、通知機能がかなり強化されています。

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▲通知機能の強化が印象的。「Android Wear」と連携させるとより便利に使えそう。

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▲ステータスバーのクイック設定メニューは通知の上に。オンオフも自在にできる。

そのほかにも細かい点で使いやすく改善されている感じ。バッテリーの持ちも良くなっているようです。もちろん動きも滑らかで、操作感も向上しています。

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▲バッテリーの消費予想も表示されるようになって、利用可能時間がわかりやすくなった。

まだインストールしてからあまり使えてないので、もっと多くの変更点がありそうですが、プレビュー版にも関わらずかなりの好印象でした。「Android L」の正式版は今秋登場予定。期待して待っていてもいいんじゃないでしょうか。