エアコンでも扇風機でもない、睡眠冷房“第3の選択肢”とは!?

お盆も明け、暦の上では完全に秋。とは言え、本気でそんなふうに思っている人は一人もいないだろう。一時期と比べていくらか楽になったとは言え、朝から晩までうだるような暑さが続いている。この暑さは9月一杯は続く見込みだというのだから恐ろしい。子どもや老人ならずとも、身体を壊してしまいそうだ。

中でも特にしんどいのが夜眠れないこと。じめじめと肌にまとわりつく湿気が寝付きを悪くするほか、眠りが浅くなって疲れが取りきれないという問題も。しかしだからといってエアコンや扇風機を付けっぱなしにして眠るのにも抵抗がある……。

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そんな中、数年前から密かに話題となっているのが、アテックスの『扇風マットレス AX-HM1230S』。その名の通り、マットレスの中に扇風機(写真)が入っているという驚きの涼感寝具だ。

冷気で部屋を冷やすエアコンや、風を直接身体に当てる扇風機と異なり、あくまで間接的に涼しくしてくれるのが本製品のポイント。マットレス内部には10mm間隔の樹脂製スペーサー(写真左)が仕込まれており、そこをマットレス端部の小型ファン(写真右)から取り込んだ外気が流れていくことで(写真下)快適な睡眠環境を作り出してくれる。

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実のところ、この製品に「うわ、涼しい!」と思わせるほどの冷却力はない。むしろ多くの人が「これ効果あるの?」と疑問に感じるほどだろう。しかし、実際に一度就寝してみると、その眠りの深さ、寝覚めの良さに驚かされるはず。特に、寝起きの汗だく感が全くないのが素晴らしい。気付くか気付かないかのやさしいそよ風が、肌にまとわりつく湿気を取り除いてくれるのだ。この効果はエアコンや扇風機でも得られない。

睡眠中ずっと稼働させているとは言え、小さなファンを回しているだけなので電気代も知れたもの(1日8時間睡眠で約48円/月)。寝付きが悪い場合は、寝る前にエアコンを使って部屋の温度を下げておき、そのまま本機にバトンタッチするという使い方がおすすめ。

この製品を使うと、快適な睡眠に必要なものが「涼しい」ことではなく、「蒸れない」「熱がこもらない」ことであることに気付かされる。エアコンや扇風機など、従来タイプの冷房機器が苦手という人でも、本機なら体調を害すことなく愛用できるはず。迫り来る残暑に向け、ぜひとも試していただきたい。

(山下達也/ジアスワークス)