3クラスでセレクト! オーディオ評論家が選ぶハイレゾプレイヤー

どんな製品でも“高額になるほど上質になる”というのは当たり前のセオリーで、それはハイレゾ対応ポータブルプレイヤーも然り。高額製品になるほど、音質的なクオリティが向上していき、あらゆる音楽を楽しめる汎用性を持つ傾向にある。

しかしながら、ハイレゾプレーヤーの判断基準は音質だけではない。もちろん音質はとても重要だが、ポータブル製品ゆえに、ボディのサイズ感や使い勝手、対応するファイル形式なども重要なポイントとなってくるのだ。

さらに、さまざまなメーカーから次々と新製品が登場している昨今では、音質的な好みにあわせて製品を選べるようにもなってきた。そういった、多数の選択肢が用意されている幸せな時代だからこそ、どれを買ったら良いのか悩んでしまう人も多いだろう。

そこで、ここでは音質をメインとしつつ、総合的なユーザビリティを含む見地で買得と言える“鉄板”モデルを、近しい価格のグループの中でチョイスしてみた。ぜひとも参考にしてほしい。

【アラウンド5万円】エントリークラス
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●ソニー『ウォークマン NW-F880シリーズ』(実勢価格=[NW-F885]2万7540円/[NW-F886]3万510円/[NW-F887]3万9090円)
独自のフルデジタルアンプや圧縮音源のアップスケールなど、高音質技術が薄型ボディに満載。さらにWi-Fi経由での楽曲ダイレクト購入や、ノイズキャンセリング機能、内蔵スピーカーなどの多機能性が魅力のオールマイティモデルだ。

【ココがプレミアム】
16GBで3万円を切る価格ながら、ハイレゾらしい音をしっかり感じられる時点で圧倒的と言わざるを得ない。携帯性や操作性も上々な上に、スマホ的な筐体によりポタアンとの組み合わせも相性良し。

【アラウンド7万円】ミドルクラス
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●アイリバー『Astell&Kern AK100MKII』(実勢価格=6万7500円)
高級DACにチューニングを重ねて高音質化と小型化に成功。同ジャンル内製品の中でも最小を誇るボディを持つ。最大32GBのmicro SDカードスロットを2つ搭載。

【ココがプレミアム】
ウォルフソン製DAC「WM8740」の上質なサウンドと、最大288GBメモリやDSD音源の再生など、音楽的な使い勝手の良さが“無駄なく”収められている点でハイレゾのリファレンスと言える。

【アラウンド10万円】プレミアムクラス
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●アイリバー『Astell&Kern AK100II』(実勢価格=10万7640円)
Wi-Fi、USB DAC機能を搭載。384kHz/32bit音源の再生(出力は192kHz/24bit)に加えて、DSD 5.6MHz/1bitの再生(176.4kHz/24bit変換)が可能な新スタンダード。

【ココがプレミアム】
新「AK」シリーズならではのWi-Fi対応やバランスヘッドホン出力など、新機能を多数搭載。ボディの質感の向上や液晶画面拡大化による使い勝手の良さも含め、この完成度の高さは大いに魅力だ。