水拭きもロボットで全自動! 床をピカピカに仕上げる『ブラーバ380j』

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「ブラーバ」はクリーニングパッドに専用のクロスなどを取り付けるだけで、床の拭き掃除ができるロボット掃除機。エボリューションロボティックス社が開発したMintという床拭き用ロボット掃除機がベースとなっており、同社が2012年にiRobot社によって買収されたことにより、今回 「ブラーバ」として登場した。
付属のクリーニングパッドにはから拭きができるドライ用と水拭きができるウェット用が用意されており、利用したいシーンにあわせて本体に取り付ける仕組み。専用のクロスもドライ用とウェット用を用意。フローリングやタイル、クッションフロアなどで利用できる。

<高精度な自動運行>

内蔵の各種センサーで部屋全体をマッピング

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スタート位置から部屋全体をマッピングしながら、拭き掃除をスタートする。家具の位置などを自動で把握しながら掃除し、終了時はスタート位置に自動的に戻ることができる。

赤外線でより正確に位置を認識

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位置情報をより正確に把握するために、用意されているのがNorthStarキューブ。天井に向けてキューブが照射した赤外線をブラーバが自動的に読み取り、位置情報を把握するメカニズムを採用する。NorthStarキューブは掃除する部屋のできるだけ中心に設置する。ただし、床に置くと、ブラーバとぶつかってしまうため、テーブルや棚の上などに設置するのが基本だ。

<2つの掃除機能>

壁際などにたまった汚れもしっかりと拭き掃除できる

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「ブラーバ」のボディは高さ8cm、幅30cmと非常にコンパクト。だからダイニングテーブルの下や、椅子の間、ソファの下などにも入って拭き掃除することが可能だ。ルンバのような人工知能は搭載しないものの、マッピング機能により、部屋の隅々までしっかりと拭き掃除ができる。またセンサーにより落下を回避できる他、3mm以上の段差は登らないため、ラグやカーペットに乗り上げることもない。

ドライモードはまっすぐ拭き掃除

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から拭きでは直線的に部屋を往復する。掃除できるエリアは最大56畳(NorthStarキューブを追加すると最大112畳に拡大)。広範囲を効率良く拭き掃除できる。

ウェットモードは本体を前後して掃除

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水拭きではモップ掛けをするように前後に細かく、行ったり来たりすることで床を磨き上げることが可能。掃除できるエリアは約20畳で一般的な家庭では問題なしだ。

<使い倒しインプレッション>
静音性の高さが魅力の拭き掃除専用ロボット

数あるロボット掃除機の中でも非常にコンパクトなボディを採用した『ブラーバ』。ゴミを吸引するのではなく、拭き掃除に特化したモデルのため、この小ささを実現している。できることはから拭き(ドライモード)と水拭き(ウエットモード)のふたつだけで、操作、機能ともにシンプルな印象だ。メインの掃除機ではなく、スティック型やロボット型掃除機にプラスして使う製品と言えるだろう。
実際に使うまでは、若干実用性には懐疑的だったが、いい意味で裏切られた。
手元に届いた『ブラーバ』にドライクリーニングパッドを取り付けてリビングで電源を入れてみた。メロディが鳴ったあと、ドライボタンを押すと拭き掃除がスタートする。自宅で使ってみて実感するのが動作時の静音性の高さだ。走行中もほとんど音がしないため、テレビを見ていても、子供が寝ていても気にすることなく利用することができた。から拭き(ドライモード)では最大約4時間の動作ができる。筆者宅のリビングは廊下などをあわせて約15畳ほど。スイッチを入れた後、『ブラーバ』はそのエリアをしっかりと拭き掃除してくれた。もちろん、その間になにか補助することは一切必要はない。階段はセンサーが感知して落ちないし、障害物にぶつかってもそれほど大きな音を出すことなく、方向転換する。普段はなかなか面倒で手の出ないダイニングテーブルの下や、後回しになりがちな廊下なども、こちらが指示することなく、拭き掃除してくれるのだ。
最初は付属のドライ用のマイクロファイバークロスを使っていたが、乳幼児を含めて小さな子どもが3人もいる筆者宅の床は食べこぼしなどが非常に多い。そこで使い捨てできる市販のお掃除シートに切り替えたところ、さらにクロスを洗う手間が省けて便利になった。普段はドライで動作し、数日に1回、ウェットモードで水拭きというのが我が家のスタイルになっている。
『ブラーバ』が来てから我が家のリビングはよりキレイな状態が長続きするようになった。日々の床拭き、モップ掛けを自動化できるのは忙しい子育て家庭には非常に魅力的だ。

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こんな人におすすめ!

広めのリビングがあったらもう必須

「ブラーバ」が来てから約2週間。我が家では気が付くと「ブラーバ」が走っている。1日1~2回、普段はドライモードたまにウェットモードで拭き掃除。たったそれだけで床に落ちている小さなゴミや髪の毛が激減したことを体感している。しかも音が静かだから掃除していることが気にならない。拭き掃除から解放されたいなら問題なく買いだ。

iRobot
ブラーバ 380j

実勢価格:3万5640円

SPEC
サイズ:W244×H79×D216mm 質量:1.8kg(バッテリー装着時) 電源方式:充電式ニッケル水素電池(充電時間約2時間) 稼働時間:ドライモード:最大約4時間、ウェットモード:最大約2.5時間 稼働面積:ドライモード:約56畳、ウェットモード:最大約20畳

構成・文/コヤマタカヒロ 撮影/大久保恵造