変わったのは大きさだけじゃない!新型iPhoneの通信機能を解説

目に見えない「iPhone 6」の進化点としておさえておきたいのがデータ通信機能などのワイヤレス周り。従来「iPhone」は少ない種類の端末で世界中をカバーしようとした結果、それぞれの国に最適化して投入されるAndroidスマホと較べて、通信機能で劣るという評価がされがちだった(実際、au版『iPhone 5』は同社の主力LTEネットワークを利用できなかった)。

しかしその点で「iPhone 6」は極めて優秀。端末を個別ローカライズしないというポリシーはそのままに、力業で各国の通信事情にフィットさせることに成功しているのだ。キャリアアグリゲーションやVoLTEなど、先進的な機能についても積極サポートしている。

また、Wi-FiについてもAndroidスマホから約1年遅れながら「IEEE802.11ac」に対応。フルHD動画のストリーミング再生や「AirDrop」を使ったファイル交換など、高速な通信速度を求められる用途で重宝しそうだ。

そしてもう1つ、待望のNFCの搭載も実現。自慢の「Apple Pay」については国内未提供となるが、今後各種NFC対応機器とのペアリングなどに活用できるようになることに期待したい。

「VoLTE」(Voice over LTE)は、データ通信網を使った音声通話機能。より高音質な通話をローコストに実現する
「VoLTE」(Voice over LTE)は、データ通信網を使った音声通話機能。より高音質な通話をローコストに実現する
通信速度を一挙に倍増させてくれるキャリアアグリゲーションについては、既にAndroid向けにサービス提供中のauが大きくリード。NTTドコモ、ソフトバンクは実質的には来年にサービスを開始する予定だ。将来的な“完全通話し放題”に向けた「VoLTE」に関してはNTTドコモがこれをいち早く実施中(他社は未定)。iPhoneが対応したことで、今後国内のVoLTE普及が一気に早まることが期待されている。
通信速度を一挙に倍増させてくれるキャリアアグリゲーションについては、既にAndroid向けにサービス提供中のauが大きくリード。NTTドコモ、ソフトバンクは実質的には来年にサービスを開始する予定だ。将来的な“完全通話し放題”に向けた「VoLTE」に関してはNTTドコモがこれをいち早く実施中(他社は未定)。iPhoneが対応したことで、今後国内のVoLTE普及が一気に早まることが期待されている。