さらに進化したiPhone 6&6 Plusのカメラ機能をおさらい

2011年の『iPhone 4s』以降、画質面で定評のあるiPhone内蔵カメラだが、新型「iPhone 6」でも期待を裏切らない性能アップが行なわれている。

その最大の見どころはシリーズ初の像面位相差AF対応と光学式手ぶれ補正機構の内蔵(『iPhone 6 Plus』のみ)。両者を同時に搭載したのはアップルが初めてだ。

また、世界的流行を反映して動画機能も大幅強化。タイムラプス動画など、ユニークな動画を標準で撮影できるようにしている。

あえて画素数を800万画素据え置きにしたことも◎。むやみな高画素化は画質劣化にしかつながらない。スペック値よりも実を取るという姿勢は評価されてしかるべきだろう。

●iPhone 6で追加された3つの撮影モード

・タイムラプス
等間隔で撮影した静止画をムービー形式にまとめてくれる機能。時間の流れを印象的に記録することができる。

・スローモーション
これまでの4倍のコマ数で撮影し、それを等速再生するスローモーション撮影に対応。見えない動きが見えてくる?

・フルHD/60p
これまでの2倍滑らかな60p撮影が可能に。動き回る被写体をより美しく、自然に撮影できるようになった。

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『iPhone 6 Plus』にだけ搭載されている光学式手ぶれ補正機構。カメラではもはや常識的な機能だが、スマホではこれまでほとんど採用事例がなかった。

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撮像素子内に被写体との距離を計測する位相差AFセンサーを内蔵し、従来よりもAFスピードを2倍速く。顔認識などもより賢く進化している。

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「iPhone 6」に合わせて新設計されたカメラ機構。有効画素数は変わらないが、より明るく(F2.2)撮れるようになった。なお、手ぶれ補正機構以外のカメラ性能は『iPhone 6 Plus』も『iPhone 6』も完全に同等だ。

気になるカメラ画質を実機で検証してみた!

検証1. 屋外静止画質をCHECK!!

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より薄型化(光学的には多大な悪影響)したにも関わらず、ほぼ同等の画質をマーク。発色の傾向もよく似ている。レンズを新開発した成果は周辺部の描写力向上で確認できた。また、『iPhone 5s』と較べてわずかにダイナミックレンジも拡大しているようだ。(※写真左がiPhone 6 Plus、右がiPhone 5s)

検証2. 屋内静止画質をCHECK!!

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スマホカメラが苦手とする薄暗い場所での撮影においても、目立った差はない。スマホカメラとしてはかなりの高水準だ。強いて言えばノイズ軽減処理で『iPhone 6 Plus』にわずかな優位性を感じた程度。新プロセッサによる画像処理が優秀なのだろう。(※写真左がiPhone 6 Plus、右がiPhone 5s)