混戦のロボット掃除機市場、生き残るのはどれだ!?

「ルンバ」が市場を切り開き、’12年頃より多くのメーカーの参入が始まったロボット掃除機市場。まだ先駆者の牙城は揺るいでいないが、ここにきて群雄割拠の様相を呈してきた。

「スマーボ」シリーズを展開してきた東芝はブランド名を一新し、キャニスター型などと同じブランド名を冠したロボット掃除機「トルネオロボ」を市場に投入。充電台にダストボックスを搭載し、本体から自動的に回収する独自構造を採用している。

また、ドイツの高級家電メーカー、ミーレからもロボット掃除機『スカウト RX1』が登場。高い静音性に加え、スマートナビゲーション機能による使い勝手の良さと、清掃力の高さをアピールしている。

さらに、吸引力が落ちないサイクロン掃除機で高い支持を集めるダイソンからついにロボット掃除機が発表された。構造はやはりサイクロン方式を採用し、従来モデルを超える吸引力を実現しているという。発売は来年春以降だが日本市場でモニター募集をスタートするという。

これら新興勢力がターゲットにしている王者「ルンバ」は、吸引力が従来機から5倍に向上したフラグシップモデル『ルンバ880』で、真っ向から迎え撃つ構えだ。

ロボット掃除機選びは清掃力、使い勝手、独自機能など、それぞれの個性の見極めが重要だ。

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●ダイソン『ダイソン 360Eye ロボット掃除機』(価格未定)
周囲上方360°を見渡すカメラを搭載し、室内を効率良く掃除することが可能。サイズはW242×D230mmとコンパクトだが、その分、高さは120mmと背は高くなっている。

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●iRobot『ルンバ 880』(実勢価格=8万1030円)
新開発の「AeroForceクリーニングシステム」により真空の力でゴミを吸引。従来比で吸引力は5倍にアップ。毎秒60回以上の状況判断を行なう高速応答プロセス「iAdapt」により、最適な行動で掃除してくれる。

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●東芝『トルネオロボ VC-RCX1』(実勢価格=12万7300円)
高精度赤外線距離センサーと超音波センサーで部屋の状態を検知し、70種類以上の行動パターンから最適なものを選択する。ルンバにはない機能として、掃除後はダストステーション(充電台)が本体のゴミを自動回収するのは便利。news20141014_004
●ミーレ『スカウト RX1』(実勢価格=8万6400円)
ジャイロセンサーとカメラを組み合わせた「室内ポジショニングシステム」で掃除ルートを選択。複数のブラシとシーリングリップ、DCモーターによる「トリプルクリーニング」機能によりゴミを回収できる。ルンバよりも音はかなり静かだ。