ゲームレビュー/モンスターハンター4G(第1回)

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『モンスターハンター4』を遊びこんだ方だけでなく、これから始める方にとっても気になる『モンスターハンター4G』。早くも200万本を突破した、国民的ハンティングアクションの面白さをレビュアーが購入した『Newニンテンドー3DS』でのプレイ感も合わせて、今回から3回に渡ってレビューをお送りする。

■Newニンテンドー3DSでの狩猟(および注意点)
Newニンテンドー3DSで
新たな狩猟体験を堪能中!

起伏あるフィールドで狩猟に高低差の概念が加わった前作『モンスターハンター4』(以下『MH4』)に、新モンスターや新アクション、さらにフィールドや新システム、ストーリーなどが追加された新作『モンスターハンター4G』(以下『MH4G』)。筆者は本作のリリースを機会に、同日に発売された『Newニンテンドー3DS』(以下『New3DS』)を購入。真新しい本体で、新たな狩猟体験を堪能している。

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『New3DS』の画面は3D立体視がぶれにくく、迫力ある3D映像をより快適に楽しめる。『MH4G』でもその違いは顕著に感じられ、旧3DSでは見えにくかったテクスチャーの模様が、くっきり見えるようになっている。

さらにホーム画面まわりの動作も軽くなり、『MH4G』の起動時間も大幅に短縮された印象を受ける。新旧の本体の違いを知りたい方にとって、『MH4G』は絶好のベンチマークソフトとなるはずだ。

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▲ボタン連打など、激しい操作をしてもほとんど3D立体視が崩れないのが驚き。また、新たに追加された「Cスティック」でのカメラ操作は、予想よりも早く慣れることができた。個人的にはタッチパネルでのカメラ操作よりもミスが減ったように感じる。

そして、『MH4』のセーブデータを本作へ引き継ぐ場合、筆者は本体そのものを新しくしたので、まずは『ニンテンドー3DS』から『Newニンテンドー3DS』への「本体の引っ越し」を行なった。
データ移行そのものは簡単だが、念のため安全な手順を2パターンほどお伝えしておこう。

パターン1
『3DS』から『New3DS』への「本体の引っ越し」を行なう前に、まず引っ越し元の『3DS』で『MH4G』の購入や、『MH4』からのセーブデータの引き継ぎを行なう。それらが済んだら、『New3DS』への引っ越しを行なう。

パターン2
『3DS』から『New3DS』への「本体の引っ越し」を先に済ませてから、引っ越し先の『New3DS』で『MH4G』の購入や、『MH4』からのセーブデータの引き継ぎを行なう。

……つまり、「本体の引っ越し」の前に、引っ越し先となる『New3DS』でダウンロード版『MH4G』を購入していると、引っ越しの際に購入履歴が消えてしまうのである。くれぐれもご注意を!

■新要素と作り込み
モンスターとフィールドの組み合わせが
新たな面白さを生む

昨年の『MH4』のレビューでもお伝えしたが、『MH4』の狩りの楽しさはモンスターだけでなく、起伏の豊かなフィールドによって生み出されている割合も大きい。自分の位置取りによって武器の届きやすいポイントが変わったり、モンスターの牙や尻尾が届かないポイントが生まれたりするおかげで、遊ぶたびに新たな発見があり、なかなか飽きがこないのだ。モンスターと対峙するフィールドが変われば、さらに大きな変化が生まれる。

そして『MH4G』では、新モンスターや新フィールドが追加されているのはもちろん、従来のモンスターと従来のフィールドの組み合わせによっても、意外な「新鮮さ」が生み出されている。例えば遺跡平原にゲネル・セルタスが現われるクエストでは、ツタのからんだ壁面をよじ登るゲネル・セルタスの姿がやけに新鮮だった。樹上で対峙する機会が増え、目にしやすくなったのだろうか。

これは見落としがちだが、単にモンスターとフィールドを組み合わせただけでは、ゲームとしての面白さは不十分な状態にしかならない。そこに命を吹き込むのは、作り手による丹念な調整である。『MH4G』で味わえる楽しさは、そうした職人芸によるところも大きいと感じる。

旧砂漠
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▲今作で追加されたフィールドは「旧砂漠」と「戦闘街」。旧砂漠は初代『モンスターハンター』では「砂漠岩地」と呼ばれていた場所を元にしてはいるものの、高低差の概念が追加されより起伏が激しい場所となっている。昼夜によって環境が変わるのもポイント。個人的には、砂丘の向こう側から見える太陽の光の雰囲気がお気に入り。

戦闘街
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▲『MH2(ドス)』や『MHP2G』をご存じの方には懐かしい戦闘街。ここも『MH4G』らしい、高低差のあるフィールドに生まれ変わった。地形をいかしたジャンプなどを駆使して、ドンドルマの街を守ろう。モンスターに強烈な一撃を加える大型兵器も新たなものに変わっている。……実はまだ到達していないので、詳しくは次回以降でお伝えする予定だ。

■まとめ
新ストーリー、G級クエストについては
次回以降のレビューで詳しく!

以上、今回は『MH4G』の一通りの要素を俯瞰した時点でのレビューとなったが、次回以降は『MH4G』の新たなストーリー(『MH4』よりしっとりした雰囲気に変わった)や、集会所のG級クエストの手応えなどについてより詳しくお伝えしていく予定だ。

ちなみに『MH4G』の新たなストーリーやG級クエストは、『MH4』の要素をある程度先に進めることでプレイできるようになる(ソフトは『MH4G』のみあればOK)。『MH4』からセーブデータを引き継いだものの、目立った変化がないという方や、『MH4G』から新たに始めるという方は、あわてず騒がず、まずはゲームを進めていただきたい。

『MH4G』の要素に到達するだけでもかなりのボリュームですが!

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●ハード:ニンテンドー3DS
●発売日:発売中(2014年10月11日)
●価格:5800円/5546円(パッケージ版/DL版ともに税別)
●ジャンル:ハンティングアクション
●プレイ人数:1人(通信マルチプレイ2~4人)
●メーカー:カプコン

公式サイト
http://www.capcom.co.jp/monsterhunter/4G/

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文/高橋祐介