ゲームレビュー/モンスターハンター4G(第2回)

review20141024_1

 

「移動式大砲」や「巨龍砲」といった新兵器。そして狂竜化したモンスターへの切り札「抗竜石」。今回は、前作をある程度やりこんだプレイヤーにとっても目新しい、『モンスターハンター4G』(以下『MH4G』)で新たに追加された要素を実際にプレイした。

■戦闘街について
さらなる迎撃兵器を備え
街の守りは鉄壁に

前回の記事では戦闘街について軽く触れる程度だったが、ゲームを進めるうちに実際に体験することができたので、今回はもう少し詳しくお伝えしていこう。

戦闘街とは、『MH4G』に登場するドンドルマの街のもう1つの姿。この街は古龍たちの通るいわゆる「通い路」の上にあり、街そのものが古龍に備えた要塞として機能する。『モンスターハンター2(ドス)』をプレイした事がある方であれば、懐かしい場所のはずだ。

review20141024_2 review20141024_3

review20141024_4 review20141024_5

しかし、今回は懐かしいばかりではない。古龍を待ち受ける城門(エリア3)には数々の新兵器が設置されており、モンスターへの備えはさらに充実しているのである!
もちろん従来からある兵器・撃龍槍も健在。城門に接近してきたモンスターはこれで串刺しにしてやろう。

移動式大砲
review20141024_6 review20141024_7

城壁上のレールの上を移動できる砲台。普通の大砲と同じように砲弾をこめて撃つが、最大10発まで装填することができ、装填するほど威力がアップする。

巨龍砲
review20141024_8 review20141024_9

移動式大砲を発射装置として連結する巨大な砲。これが当たるか当たらないかで大きな差が出るので、できればターゲットを「バリスタ」で拘束した状態で発射したい。

ちなみに旅団クエストでは、この戦闘街での狩りの際に“ちょっと新鮮な演出”がある。シリーズでも類を見ないタイプのクエストを楽しめるので、ぜひ期待してゲームを進めていただきたい!

■旅団クエスト
『MH4』の物語の続きは
大幅に拡張されている

『MH4G』では「G級クエスト」だけでなく、プレイヤーが己の力でクリアしていく「旅団クエスト」も大幅に拡張されている。
今回の旅団クエストのストーリーでは、「筆頭リーダー」率いる筆頭ハンターたちと、その師匠が中心的存在となっている。そこにドンドルマの街の防衛に関する問題や、新モンスター「セルレギオス」、そして『MH4』同様、狂竜ウイルスが絡んでくるという内容だ。

個人的には、『MH4』のアッパーかつ旅情のある雰囲気も新鮮で楽しめたが、今回のしっとりした展開もけっこう好み。団長や屋台の料理長、旅団の看板娘などの『MH4』から登場するキャラクターたちも、前作とはまた違った一面を見せてくれる。

review20141024_10 review20141024_11

review20141024_12 review20141024_13
▲筆頭ハンターたちの人間関係や、筆頭リーダーの意外な過去がクローズアップされる。「モンスターハンター」の世界でもまた、人々の営みは受け継がれていく。

もちろんストーリーだけでなく、クエスト内容にも新機軸あり。
狂竜化したモンスターへの対抗策として狂竜症を鎮静化できる「抗竜石」なるアイテムが登場。これを使用すると時間制限はあるものの、狂竜化したモンスターに効果的な一撃を与えることができる。また、繰り返し武器をヒットさせることで、狂竜ウイルスの影響を一時的に消すことも可能だ。

review20141024_14 review20141024_15

review20141024_16 review20141024_17
▲抗竜石は、一度使用しても時間が経てば再使用できるので、チャンスを逃さずに使い、モンスターを追い詰めていこう! もちろんガンナーでも使用できる。

抗竜石の効果時間を意識しすぎてしまうと、なかなか普段通りには立ち回りにくいもの。しかしそれが狩猟の緊張感を取り戻してくれるため、普段とは違うスパイシーな味わいを堪能できた。
とは言え、普通のモンスターをのんびり狩るときは「やはりノーマルもいいなあ」などとしみじみと思ってしまうのも事実。バリエーションがあるおかげで、互いの魅力が互いを引き立てあっているということだろう。高嶺の花と幼馴染、どちらも捨てがたい的な……。

■まとめ
G級クエストを進める前に
旅団クエストをプレイするのも手

というわけで、「抗竜石」と戦闘街の巨大武器について紹介してきたが、どちらを使用する場合も、ぶっつけ本番では上手く使いこなせない心配がある。G級クエストを本格的に進める前に、旅団クエストで巨大武器や抗竜石の使用感に慣れておくと、オンラインでの狩りがスムーズになることは間違いないだろう。

ちなみに『MH4G』の旅団クエストはなかなかのボリュームがあるが、前作でハンターランクを解放する程度までプレイした方であれば、ほどよい手応えを感じつつ先に進んでいけるはず(もちろんデータを引き継いだ場合)。ちなみに筆者は危ない場面もあったものの、一度も力尽きずにエンディングを観られました!

review20141021_logo
●ハード:ニンテンドー3DS
●発売日:発売中(2014年10月11日)
●価格:5800円/5546円(パッケージ版/DL版ともに税別)
●ジャンル:ハンティングアクション
●プレイ人数:1人(通信マルチプレイ2~4人)
●メーカー:カプコン

公式サイト
http://www.capcom.co.jp/monsterhunter/4G/

©CAPCOM CO., LTD. 2013, 2014 ALL RIGHTS RESERVED.
文/高橋祐介