ゲームレビュー/モンスターハンター4G(第3回)

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『モンスターハンター4G』(以下『MH4G』)のメインモンスター、セルレギオスの強さとは? そして新しいタイプのダウンロードクエストとは? 新たな遊びが追加されていく『MH4G』のレビュー最終回。

■千刃竜セルレギオス
『MH4G』を象徴するセルレギオス、その狩猟の感触は?

この記事をご覧になっているシリーズファンの皆さんは、既にセルレギオス(パッケージに描かれている飛竜)との遭遇を果たされただろうか? 看板モンスターだけあって、見栄え良し、狩って良し、素材からできる装備も良しと三拍子揃った好モンスターで、筆者もソロ、オンライン問わず狩りを楽しませてもらっている。

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▲全身は金色の鱗に覆われており、その鱗を逆立てハンターを威嚇し、怒った時は全身の鱗を逆立てて行動してくる。見た目はどことなく乾燥した松かさ風で、かわいいような気もする……というのは個人的な感想。両脚での蹴りや、滞空状態からの一撃、そして刃のように鋭い鱗「刃鱗」(じんりん)を雨あられと飛ばしてくるなど、いままでにない生態がある。

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▲性質はかなり獰猛で、他の飛竜種のなわばりも意に介さないが、普段は人目につかない奥地から動かないらしい。──このあたりの生態は、おそらく『MH』の世界では生態系の頂点に近いポジションにいるのだろう。そのセルレギオスが頻繁に目撃されるようになった理由とは?

セルレギオスは滞空していることが多く、動きもすばやい。さらに今作で新たに加わったステータス異常「裂傷状態」を発生させる、「刃鱗」などの攻撃を仕掛けてくる。だがよくよく観察してみると、こちらが手を出すチャンスはそれなりにある。ソロでもパーティでもバランスよく楽しみやすい、正統派のモンスターと言えるだろう。なおパーティで狩る場合は、狩猟笛の旋律効果で裂傷状態を防ぐのも一計だ。

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▲裂傷状態では、走る、攻撃するなどの激しい動きでダメージを受けてしまう。しゃがんで回復を待つか、こんがり肉やモスジャーキーを食べて回復することが可能だが、モンスターを前にして行なうのはなかなか難しい。冷静な立ち回りが必要となるだろう。

■ダウンロードクエストにも乞うご期待!
今回はどんなクエストや装備作りが楽しめる?

前作『MH4』にはさまざまな「ダウンロードクエスト」(イベントクエストやチャレンジクエストの総称)が存在し、ダウンロードすることで一味違うクエスト内容を楽しんだり、コラボレーション装備などを作ることができた。ちなみに筆者は『MH4G』の旅団クエストは、『MH4』のダウンロードクエストで作った防具「勇者シリーズ」を使って遊んでいた。(『MH4G』でもこの装備に必要な素材が手に入るイベントクエストを再配信中なのでダウンロードしてみよう。)普段より新鮮な気分で楽しめたのは、装備のおかげも少しあるかも?

と、前置きが長くなったが、『MH4G』でもダウンロードクエストが続々と配信される予定。10月31日に配信のエピソードクエスト、その一部をここでお見せしよう。

エピソードクエスト 第一弾「湯けむり繁盛記」

3話構成のショートエピソードを楽しむことができ、クリア後にご褒美までもらえる新しいタイプのクエスト。いたずら好きのメラルー達に困り果てている運び屋・転がしニャン次郎からの依頼「外伝・猫の手も借りたい配達」、ユクモ村の温泉にいるドリンク屋さんからの依頼でドリンクの材料を取りに行く「外伝:飛んで網に入る雷の虫」など、一風変わった、そして「モンスターハンター」の世界観がより広がるクエストを楽しめる。ちなみに受注・参加条件はHR4以上なので、まだ到達していない方は急いでご準備を!
またエピソードクエストはこれだけではないのでお楽しみに。

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▲大量のメラルーが迫ってくる「外伝・猫の手も借りたい配達」。レア度1の武器を使って丁重にお帰り願おう。

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▲「外伝:飛んで網に入る雷の虫」では、まずジンオウガをダウンさせて……。「虫あみ」で何が採れるのか。

さらに4人でタイムアタックに挑戦する「パーティチャレンジクエスト01」や様々なイベントクエスト、特典が配信開始になるなど、これからも定期的に増えていくダウンロードコンテンツ。『MH4G』公式ホームページで最新情報をチェックしてみていただきたい。

■まとめ
あらゆるユーザーと一緒に遊べるのが『MH4G』の良さ

本レビューの読者の多くは、前作『MH4』の全要素を遊び尽くしてはいないはずだ(筆者だってその1人)。また、いつかプレイしようと思っているうちに、あっという間に1年が経過していた……という方も多いだろう。

『MH4G』は膨大な追加要素を楽しめるだけでなく、同時に前作『MH4』の全てを楽しめる作品でもある。筆者は前作からのフレンドとG級クエストを進める一方で、『MH4G』から始めたプレイヤーともローカル通信で一緒にゲームを楽しんでいる。単に「手伝う」「頼りにされる」だけではなく、自分が遊び残していたイベントクエストなどをプレイするいい機会になっているのだ。

これから本作を始める方も、周囲にそんなプレイヤーがいれば何の心配もない。もし周囲にいなくても、ネットワークを利用すれば協力相手はいくらでも見付かるはず。ゲームに熱心な方だけが楽しめるのではなく、その周囲の方や、さらには次の世代が一緒に楽しめる「モンスターハンター」シリーズ。今後もゲームという娯楽が続いていくためにも、本シリーズが担う役割は大きい。

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●ハード:ニンテンドー3DS
●発売日:発売中(2014年10月11日)
●価格:5800円/5546円(パッケージ版/DL版ともに税別)
●ジャンル:ハンティングアクション
●プレイ人数:1人(通信マルチプレイ2~4人)
●メーカー:カプコン

公式サイト
http://www.capcom.co.jp/monsterhunter/4G/

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文/高橋祐介